17話 続き ページ18
しのぶの方を向き悲しい笑顔で笑いかける。
A「この関係はもう終わりにしよう」
しのぶは驚くと言うよりも、話についていけてないようだった。
しのぶ「えっと？」
A「私は前の如月Aになるよ」
しのぶ「どうしてですか？」
A「私がいると皆不幸になるから」
しのぶ「そんなことありません」
A「いいんだ、しのぶさんも幸せになってね」
しのぶ「え」
Aはしのぶに抱きついた。
A「精神的に参ったら鴉を飛ばして、何時でもご飯作りに来るから…」
そう言って抱きついていた体を引き剥がし、蝶屋敷を出ようとした。
しのぶ「如月さん！」
しのぶに声をかけられ振り向くが、さっきまでいたAとは目の色が違く、昔の如月さんに戻ったようだった。
A「…」
しのぶ「いえ、なんでもないです」
A「…」
そして蝶屋敷を後にした。
A(これでいいんだ、これで…)
鴉「ｶｧｧｧｱ、無限列車ノ被害拡大、現地ノ煉獄ト合流シロ、ｶｧｧｧｱ」
A「これか、無限列車で煉獄さんが死ぬのは」
急いで煉獄のいる無限列車へ向かったが、煉獄の顔や姿が分からない。
A「どうしたものか」
？？「あの！如月さんですか！？」
後ろから大きな声で声をかけられた。
A「そうだけど」
？？「鴉から無限列車の被害拡大、現地にいる煉獄さんと如月さんと合流しろと言われました！」
A「あ、そ」
？？「御館様の所でお会いしましたよね？」
？？「お前強いのか！？」
？？「か、可愛いぃぃぃぃ！！結婚してぇぇぇぇえ！！」
2人を無視して炭治郎と会話をする。
A「会ったっけ？」
？？「俺は竈門炭治郎です、ここに入ってるのが鬼の禰豆子です」
A「へぇ、もう先に行くね」
炭治郎「あ、待ってください」
A「煉獄さんどこにいる？」
炭治郎「列車の中にいると思います！」
A「そ」
相手にするのは正直めんどくさい。だが、一緒に居ると煉獄さんのことを見つけられるから良しとした。
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天霧(プロフ) - 大切な人だから悲しませたくない。だからあんな事を言って距離を置いた。確かに、夢主はこの世界の住人じゃないいずれ死んでしまう…。その事を分かっていても離れたくないしのぶさん…。辛いですね。早く寄りを戻して欲しいですね (2022年1月31日 16時) (
レス) @page40 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 続きがとても気になります。次の更新待ってます！ (2022年1月28日 12時) (レス) @page38 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にーと。 | 作成日時：2021年12月19日 3時
