13話 ページ14
店員「これをあげる意味知ってるのかい？」
A「簪ですか？」
店員「そうだよ」
A「いや、知らないです」
店員「貴方を守りますって言う意味が込められてるんだよ」
A「はぁ」
店員「分かってる？」
A「分かってますよ！」
店員「そうか、どれにするんだ？」
A「この、紫のヤツにします」
店員「あいよ」
A「喜んでくれますかね？」
店員「喜ぶと思うよ、彼女さん」
A「だから彼女じゃないってば」
店員「はいはい、包んどいたから、ちゃんと渡すんだよ」
A「ありがとう、あと、この耳飾り6個下さい」
店員「ええ？同じの？」
A「はい！」
店員「待ってな」
A「出来ればそれ、小分けにして欲しい」
店員「誰かにあげるの？」
A「屋敷のみんなにあげようと思って！」
店員「君は優しいんだね」
A「いえ、僕は無能な役立たずなんで、こんな事しかできないんです」
店員「…そんな事ないと思うぞ」
A「それじゃ、ありがとうございます」
店員「…あぁ」
買い物を済ませ、蝶屋敷に迷わず帰った。
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天霧(プロフ) - 大切な人だから悲しませたくない。だからあんな事を言って距離を置いた。確かに、夢主はこの世界の住人じゃないいずれ死んでしまう…。その事を分かっていても離れたくないしのぶさん…。辛いですね。早く寄りを戻して欲しいですね (2022年1月31日 16時) (
レス) @page40 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 続きがとても気になります。次の更新待ってます！ (2022年1月28日 12時) (レス) @page38 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にーと。 | 作成日時：2021年12月19日 3時
