93話 side 0 ページ47
「Aちゃんおかえり!!」
朝、学校に行くと真っ先にシャオ君が飛んできた
私を見てニコニコと笑う
「ただいま、」
その笑顔につられて笑うと、ロボロも来て
「おかえり。ゾムのやつまだ学校来てへんねんで、せっかくAが戻ってくる日やのに」
「一年の時からこの時間には来てなかったからね」
そんな会話をしていると、ちょうど向こうからゾムが歩いてくるのが見えた
「あ！ゾム遅いぞー！もうAちゃん来てんで！」
シャオ君が大声で呼ぶ
それに気づいたゾムは
「おかえり、待っとったで」
と照れたように呟く
そんな顔を見たら私まで恥ずかしくなって、
「ただいま」
平静を繕った
.
その日はあっという間に放課後
2年生の4人全員で部活に行った
3人の後に続いて部屋に入る
「おお！Aやっと来たか！ずっと待ってたんやで！」
すぐに声を上げたのはコネシマさん
何日か振りに聞く大きな声だ
「心配かけてすみません」
全員に向けて謝ると、皆優しく笑って許してくれた
「何ともなくてほんまに良かったわあ」
「やっと部活が明るくなるなあ」
「これでようやくいつもの警備部に戻れるね」
鬱先生、トントンさん、ひとらんさん
私を温かい言葉で受け入れてくれる
「お見舞いに来てくれて本当に嬉しかったです。ありがとうございました」
心を込めて頭を下げた
先輩方と2年生の3人には感謝してもしきれない
その後、学祭期間中にあったこと、引っ越しのことも全部話した
「流石に無理しすぎたんやな、何でもっと早く言わんかったん」
「せめて落ち着いてから言おうと思ったんですけどね､､」
「次無理したら承知せえへんぞほんまに」
コネシマさんが声のトーンを下げる
「シッマはAちゃんがおらんとアカンからな」
「大先生かてうるさかったやんけ」
久し振りに見る警備部の雰囲気は、やっぱり私が1番に求めているもの
自分の居場所にやっと帰ってこられて本当に安心した
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ルナ - シャオ落ちが良いです(小声) (2017年6月23日 0時) (
レス) id: f22530931b (このIDを非表示/違反報告)
ユユ(プロフ) - ゾム落ちがいいなぁぁ(ボソッ) (2017年3月28日 18時) (レス) id: 687012071f (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - Rihuさん» 頼もしいですよね！かっこいいです！(自画自賛) トン氏との絡みも作ります！ありがとうございます！ (2017年3月24日 7時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
Rihu(プロフ) - 2年生３人頼もしい…！たまにでもトン氏との絡みも見たいです…|´-`)ﾁﾗｯ (2017年3月23日 21時) (レス) id: 35b9df7085 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - ユユさん» ありがとうございます！参考にします！ (2017年3月20日 15時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
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