34話 side 0 ページ36
「これどこに置けばいい？」
「んー、そこら辺で大丈夫やと思うけど､､」
1階の倉庫は物が多くて置く場所に迷うな
倉庫っていうか物置だよこれ
「とりあえずあっちに置いておくね」
「おう」
倉庫の奥へ進んでダンボールを置いた
こうして見るとこの部屋広いな
ちゃんとまとめて置けばもっと効率的に使えるのに
そんなことを考えていると、ロボロ君が私のもとに歩いてきた
「Aちゃん、ごめんな」
「へ？どうしたの､､？」
急に声のトーンを落として言われた
私には何のことがわからないけど、何かされたっけ
「俺な、学祭の時､､男たちに会ってん」
「...そうだったんだ」
「関西の人やなさそうやったし、何か怪しいなあ思っててんけど気づけんかった」
ロボロ君は考え込むように眉間にシワを寄せていた
「それはロボロ君のせいじゃないよ。その人たちのこと、知らなくて当然だもん」
それをフォローしようとするけどロボロ君は変わらない
「俺､､大切な仲間一人すら満足に守れへんねや」
「そんな事ない、私ロボロ君をそんな風に思ったことないよ？」
「俺も、コネシマみたいになれたらなって、初めて思ったわ」
最後に小さく呟かれた言葉、それはロボロ君が本当に心から思っている言葉だとわかった
確かにコネシマさんは私を何度も守ってくれて、
だからこそ私はそれに甘え続けちゃいけないって思っていた
でも、ロボロ君だって､､
「私、ロボロ君ともっと一緒にいたいって思うよ？もっとロボロ君のことが知りたい」
「え、え？ほんまに？」
「うん。せっかく出会えたから、仲良くなりたい」
ロボロ君の顔は赤くなっていて、何だか可愛いと思ってしまった
周りが長身の中で一人だけ背が低いから余計にそう見えるのかもしれないけど。
「戻って片付け手伝わなきゃね」
そう言って部屋を出る
「Aちゃん、」
「ん？」
呼び止められて振り向けば、ロボロ君はニコリと笑って
「俺ももっとAちゃんのこと知りたいわ」
なんて言うから恥ずかしくなって口角が上がった
「早く片付け終わらせよう！」
私は早足で階段を登った
「...笑ったとこ、やっぱめっちゃ可愛いやん」
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レナ - 頑張ってください！番外編絶対見ます！トンシャオロボロ楽しみですううう！！ (2017年10月9日 8時) (
レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - レナさん» ああありがとうございます!!読み返して頂けているとは……(号泣) 文才も語彙力もまだまだ成長していきたいです！どうか番外編も見てやって下さい…*_ _) 長文大歓迎ですよー！^^* (2017年10月7日 8時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 1話から読み返しに戻って来た者です。やっぱり読んでいると、貴方様の文才、語彙力がすごいことすごいこと…！遅れましたが、本編完結おめでとうございます！これからも頑張ってください！長文失礼いたしました！ (2017年10月6日 8時) (レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
サラ男。(プロフ) - 岡崎 響さん» そうやって言ってくれるの嬉しい(;_;)まだ小説にしてないから全然大丈夫だよ！！がんばろー！ (2017年2月27日 12時) (レス) id: 610db604ae (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - サラ男。さん» ↓タグつけるの忘れてた！返信遅れてごめんね!! (2017年2月27日 6時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
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