1話 side 0 ページ2
朝、校門をくぐり 生徒玄関に向かう
私はこの春、高校1年生になった
中学までは関東の学校に通っていたから これからの関西での生活は不安がある
昨日の入学式も緊張していてよく覚えていない
クラスの人の顔も見ることができなかったけど、とりあえずA組だという事だけは覚えている
「君同じクラスやんな？おはよう」
「え？...あ、おはようございます､､､」
上靴を取り出したところで一人の男子生徒に声をかけられた
突然のことで驚いたけど、どうやら同じクラスらしい
「なんで敬語？別に同級生やしタメでええよ」
そう言われても､､､
返す言葉を見つけられなくて、ただ頷いた
そのまま上靴に履き替えて廊下に出る
「ちょ、同じクラスやし一緒に行かへん？」
少し急いで靴を履き替えた彼が早足で私の隣に立った
そんな彼の斜め後ろを歩いて教室に向かう
自分の席へ行って荷物を置くと彼は隣で同じように荷物を置いた
「あれ、席隣りなん？なんや全然気づかんかったわ〜、これからよろしくな」
「よ、よろしくお願いします」
あぁ、だめだ。人と話すのがこんなに緊張するようになってしまった
「てか名前言ってなかったよな？俺はゾム。普通に呼び捨てにしてくれたらええからな」
「あ、えっと、伊勢川A､､です。」
「じゃあAって呼ぶわ〜」
自己紹介をし合って名前はわかったけど、呼び捨てが出来る程の勇気はなかった
私もゾム君みたいにフレンドリーに接することが出来たらな
せめて、中学の時のことは忘れて新しい気持ちで生活をスタートさせたかった
だけど、それがとても難しいくらいに私は変わってしまったらしい
ーーーーー
Aさんは、最初性格を暗めに書いていきます。
夢主視点が多いので暗くなりがちですがお付き合いください！泣(土下座)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 308人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レナ - 頑張ってください！番外編絶対見ます！トンシャオロボロ楽しみですううう！！ (2017年10月9日 8時) (
レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - レナさん» ああありがとうございます!!読み返して頂けているとは……(号泣) 文才も語彙力もまだまだ成長していきたいです！どうか番外編も見てやって下さい…*_ _) 長文大歓迎ですよー！^^* (2017年10月7日 8時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 1話から読み返しに戻って来た者です。やっぱり読んでいると、貴方様の文才、語彙力がすごいことすごいこと…！遅れましたが、本編完結おめでとうございます！これからも頑張ってください！長文失礼いたしました！ (2017年10月6日 8時) (レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
サラ男。(プロフ) - 岡崎 響さん» そうやって言ってくれるの嬉しい(;_;)まだ小説にしてないから全然大丈夫だよ！！がんばろー！ (2017年2月27日 12時) (レス) id: 610db604ae (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - サラ男。さん» ↓タグつけるの忘れてた！返信遅れてごめんね!! (2017年2月27日 6時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
