百六話 ページ25
いぇいとハイタッチするAと信長の空気に周りは首を傾げた
「な、なんかA…あんま気にしてねぇ感じ?」
「信長との発展は…?」
ズンズンとやる気に満ち溢れていた彼らの闘争心は不完全燃焼である。
心配されていたAも、格段さっきの出来事を気にしているように見えかった。
「Aちゃん、本当に申し訳なかった。今川の言葉を鵜呑みにして…君を疑ってしまった」
「俺らAちゃんがそんな事する子じゃないって分かってたはずやのに…」
「あ〜、その、泣くまで責めるつもりは全然、無かったんだ」
各々が気まずそうに言葉を伝えているのをAはじっと見届け、口を開いた
『私も疑われるような事をしたから、みんながあの状況で私を責めるのは決して間違いではないよ』
「いや、A…お前は…何も、悪くないんだ…?」
一人一人の目を見てゆっくり話すAに伊達はすかさず首を振ったが、いつもより何処か様子のおかしいAを見て最後は声が小さくなってしまった
「お、おい…A…?」
『でもね…全く関係なく、クラスのことを1番に考えてくれたみやびちゃんを責めたのは違うよね?』
「ぁ…そ、それは…」
『"勿論"私よりも先にみやびちゃんに謝ってるよね?』
少し微笑みながら問いかけるAに男達の背中にタラリと冷や汗が流れた
『謝ってるよね?』
その可愛らしい微笑みから溢れ出す圧に1人、また1人と首を小さく横に振っていく。
その様子を見てAは呆れながらため息をこぼした
「A、ここはお前に任せても大丈夫か?」
『うん、信長くんありがとう』
「大したことではない」
そう言って信長はAの頭を撫でて去って行った。残されたのはAと少し不安そうな男たちだけだ
各々が「終わった…」と軽い絶望を受けた顔をしておりAは2度目のため息がこぼれ落ちた
少しばかり頭を抱えた後、勢いよく立ち上がって教室への道を進んで行く
「ど、どこ行くんだよ!」
『…謝りに行かなきゃダメでしょ?』
「Aは…許してくれるのか?」
『………みやびちゃんが許したら私も許すよ』
だから早くおいで。と進み始めたAの後ろにはゾロゾロと特進の行列が出来上がっていた
「Aさん、これは一体…」
『みやびちゃんへの精一杯の謝罪…かな』
気まずそうに頭を下げる彼らにみやびの口角は引き攣っていた
『どう?まだ許せないなら謝罪続けるよ?』
「も、もう結構でございます!」
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オタくん♀(プロフ) - 完結､､､だと､､､そんなーーー‼︎(T ^ T) (2023年1月2日 23時) (
レス) id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - …ん？お、終わり…だと？嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ (2023年1月2日 22時) (レス) @page44 id: 940717e19b (このIDを非表示/違反報告)
オタくん♀(プロフ) - 何度も見ています！何度見ても面白いし胸がキュンキュンしちゃうぐらい大好きです!更新頑張って下さい！ずっと待ってます！😄 (2022年11月21日 22時) (レス) id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
真子ちゃん(プロフ) - 待ってます (2022年11月14日 15時) (レス) id: 955c1a3158 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 何度見ても面白いです😍更新頑張ってください！！待ってます！！ (2022年11月9日 23時) (レス) @page44 id: c191c4b3ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：間取り | 作成日時：2022年9月10日 14時
