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魔力と天才 ページ20

十戒が目覚めたブリタニアは恐怖と混乱に見舞われていた。


死者が蘇ったり、人々の魂が食われたり、キャメロットが征服されたりと散々な惨状。


七つの大罪は十戒を討つため旅を続けていた。


そんな中、別の場所で。


幼女は旅をしていた。


………少年と共に。


少年は体毛も瞳も肌も服も全てが真っ白で、聖職者のような服を着ている。


対して幼女は茶髪のハーフツインに黄緑の瞳。


色白な肌にフードの着いたロングポンチョにマフラーを巻いていた。


「にしても驚いたよ………こんなに縮むやなんて………」


「は?」


少年がそう言いながらジロジロと少女を見る。


幼女は怪訝そうな顔で少年を若干睨みつけた。


「ひぃ………いや、肉体は死んだも同然やったからそう考えると上出来すぎるくらいやねんけど………にしても、“魔力”に目覚めたばっかりやっていうのに、ほんまに“天才”やね、君は」


「おだてとるつもりか?………ふん、“わし”が“天才”なのは当たり前のことじゃろ、何を言うとる………そのぐらい知っとるやろ“ハルオ”」


「そ、そうやけど〜……」


少年………ハルオは居心地が悪そうにため息を吐いた。


「はぁ………わい的には一人称が“あーし”の時のほうがまだ愛嬌があった気がする………」


「“あーし”………?そんなバカっぽい一人称誰が使うかいなともかくじゃ、わしは目的を果たすだけ………“坊の願いを叶えなければ”」


「あ、待ってよAちゃん〜〜!!」


そう言い先頭を歩く幼女………“A”。


彼女は以前とは違い、星の輝きも消え失せるほどの虚ろな目をしていた。

気難しい幼女→←誰が為の願い



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qichi(プロフ) - とpさん» なるほど、未定ですか…😭はい!続き気長に待ってます🙏お返事ありがとうございました〜!!😭 (4月19日 18時) (レス) id: 4c2c43e5f0 (このIDを非表示/違反報告)
とp(プロフ) - qichiさん» コメントありがとうございます!そうですね、実はこれ漫画見ながら書いていたので、次いつ漫画を買うのかわからないので完全に続きは未定です。すいません。もし続きを書いたら読んでくださるとありがたいです! (4月19日 5時) (レス) id: 60e902b523 (このIDを非表示/違反報告)
qichi(プロフ) - 初コメ失礼します…!こちらの作品、とっても面白かったです!!一気読みしちゃいました…もう更新は無い方向ですかね…?😭 (4月19日 1時) (レス) @page26 id: 4c2c43e5f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とp | 作成日時:2023年11月23日 10時

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