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「そういやお前、ゴウセルと“なんで”知り合ったんだよ」


「“なんで”?どないしてそげんごと聞く?普通“どうやって”やないん?」


ジョッキ片手に聞くメリオダスにAは無表情に首を傾げる。


「簡単には言ってくれねぇか………なんでって、だってお前“未来”が見えるんだろ?その未来にゴウセルが関係しているから、あらかじめ知り合ったんじゃないのか?」


「………」


「それについて聞きたいことがある」


「ゴウセル?」


二人がそんな会話をしていると、ゴウセルがひょっこり顔を出す。


そして二人が座っていたテーブル席に一緒に着くと、とんでもない爆弾を投下した。


「A、8年前に会った時……お前に魔力はなかったはずだ」


「「「!?」」」


「ちょっとゴウセル!」


Aが焦ったように席を立つ、だがゴウセルは止まらない。


「だがさっき詮索の光(サーチライト)を使った時、魔力を感じた………それも最近目覚めたばかりの微量なものだが」


「…………」


「A」


メリオダスがジョッキをテーブルに置く。


宴会の場はシーンと静まり返り、重々しい空気に包まれた。


「………お前、未来が見えるっていうのは嘘だったのか?」


「あながち間違いじゃないが見えてはいない、Aは………」


「あーあーあーあーあー!!!お前一回黙れ!!ってか体重バラしたこと赦してないからな!?」


「そこ!?」


席を立ったAが座っているゴウセルの胸ぐらを掴み、大木に投げる。


ふーっと一息つくと、A開き直った様に言い放った。


「別にええやろ、メリオダス……お前は未来が知れたら」

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qichi(プロフ) - とpさん» なるほど、未定ですか…😭はい!続き気長に待ってます🙏お返事ありがとうございました〜!!😭 (4月19日 18時) (レス) id: 4c2c43e5f0 (このIDを非表示/違反報告)
とp(プロフ) - qichiさん» コメントありがとうございます!そうですね、実はこれ漫画見ながら書いていたので、次いつ漫画を買うのかわからないので完全に続きは未定です。すいません。もし続きを書いたら読んでくださるとありがたいです! (4月19日 5時) (レス) id: 60e902b523 (このIDを非表示/違反報告)
qichi(プロフ) - 初コメ失礼します…!こちらの作品、とっても面白かったです!!一気読みしちゃいました…もう更新は無い方向ですかね…?😭 (4月19日 1時) (レス) @page26 id: 4c2c43e5f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とp | 作成日時:2023年11月23日 10時

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