【ヒプマイ】 ガキだからって舐めないで下さい！2

今は目一杯楽しみましょう ページ35

名前side





館内は上映中の映画館のように暗く足元は転倒防止のためか、星の形をした青いライトが綺麗に光っている





三郎「１時半からイルカショーがあるみたいだ。

あと、シロイルカに餌やり体験もできるイベントがあるらしい」





名前「ベルーガ．．．．！！
いいですね、行きましょう！」





水族館．．．．水に暮らしている色々な生き物が見られる素敵な場所





正直言うと、先生の事そっちのけで魚に集中してしまいそうだ





名前「先生、チンアナゴいます！
ニシキアナゴも！

可愛い〜♪」





早速目に入った水槽を見てみれば上下に出たり入ったりをするアナゴたち





その隣の水槽では、熱帯魚が優雅に泳いでいる





名前「あ、ブラックオセラリス」





三郎「？ カクレクマノミの仲間か？」





名前「よくわかりましたね。
基本はオレンジと白模様が特徴なんですけどこの子は黒が基本模様なんです。
オーストラリアの地域に生息していて、カクレクマノミ同様簡単に入手できる個体です」




三郎「へぇ．．．随分と詳しいんだな」






名前「熱帯魚好きなので♪

あと、この完全に黒い子はミッドナイトオセラリスです。

よく見ると結構色んな種類がいますよ」





三郎「じゃあ、あの黄色と青のやつは？」






名前「あれナンヨウハギですよ。
背ビレに毒持ってますし、そもそもカクレクマノミじゃありませんって」







私がどこまで博識であるのか試そうとしたのか、どこぞの魚をメインとしたアニメ映画の熱帯魚を出してきた






名前「今度は．．．．あ、もうすぐ大きい水槽でイワシのショーがやるみたいです。

行ってみましょう！」






三郎「はいはい．．．。
おい、危ないからちゃんと前見て歩け」





少し進んだ先に大きな水槽が見えてくる






その前にはホッキョクグマやアザラシなどの哺乳類が見られるが、ショーが終わってから行けば良いと判断し先生の手を引いて先を急いだ

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