検索窓
今日:37 hit、昨日:5 hit、合計:295,103 hit

16 ページ16






チャプンッ



洗い終わったので、湯船に入ろうと片足だけ入れたら、やっと目を開けた。




有岡「おぅ・・・」




A「疲れちゃった?」





有岡「いや、ちょっと考え事してたら、寝ちゃってた」




そう言いながら、私に手を伸ばし、いつものように自分の前に私を座らせた。





有岡「お腹大きくなったら、こんな風に一緒に風呂に入れなくなるかな」





A「どうなんだろうね」





有岡「入浴剤、やめてみた。

  ああいう匂いってどうかなって思って」





A「なんか、神経質になっちゃうね。

  ごめんね、なんか」





有岡「バカ、謝んな。

  俺が、Aの辛さを、半分背負えたらいいのにな」





A「ふふっ、ありがと。

  でも、二人で気持ち悪くなってたらいけないから、パパが色々やれるようになってるんじゃないの?」




有岡「おっ、遠回しに色々やれよって言われたよな」





A「すごい、大貴。

  私が言いたい事、わかったね」




有岡「うるせっ」





A「ふふっ、ねえ・・」





有岡「ん?」




A「考え事って、何?」




有岡「基本、Aの事ばっか考えてっけど。

  今日から、もっともっとAと赤ちゃんの事考えないといけないなって」




A「そっか・・・」




有岡「ってかさ、赤ちゃんじゃねえんだわ」




A「え?何が?」




有岡「Aって、ピンクのイメージあっから、赤じゃなくて、んーー桃ちゃんって感じなんだよな」




A「出た・・・有岡節」





有岡「なんだよ、それ」




A「たまに、私には理解できないような事、言うよね」




有岡「普通だわ」




A「で、桃ちゃん・・・男の子だといけないから、その呼び方はどうかと思うよ」





有岡「いやー、男のイメージが沸かない。

  Aみたいな、ふわふわっとした女の子で、二人が俺の取り合いをするっていうイメージしか沸かない」





A「ふふっ、どこ行ってもモテちゃうんだね、有岡くんって」




有岡「妻と娘にモテるのはいいだろ?」




A「私は降りる」





有岡「おいっ、取り合えよ」





A「大貴は、私から絶対離れないって思いたいかなー。

  だって、娘は嫁に行っちゃうんだよ。

  若い彼氏が、したいしたいって言って、連れてっちゃうんだよ」





有岡「なんか、俺の事言ってるよな」




17→←15



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (264 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
953人がお気に入り
設定タグ:有岡大貴 , Hey!Say!JUMP , Daiki
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やまぱん | 作成日時:2018年1月21日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。