9（結び） ページ17
今日は初講義の日。
あの日から、彼に貸してもらったハンカチを肌身離さず持っている。
席は自由席か・・・
友達は別の学部なので、周りに知り合いはいない。
今日の講義の予習をしていると
？？「隣、いいですか？」
と話しかけられる。
『もち、、ろ、ん』
顔を上げるとハンカチの彼が立っていた。
？？「言ったでしょ。また会えるって」
そう言い、少しドヤ顔で笑ってくる。
『知っていたんですか？私がこの学部を受験したこと』
？？「いいえ、全く。勘ですよ」
勘って、そんなに当たるものなの？
『あ、ハンカチお返しします。ありがとうございました！
後、お名前を教えてください！』
？？「っふ。覚えてたんですね。
川上拓朗です。
同期なんだし、現役合格だよね？」
『はい』
川上「敬語なしでいい？
で、名前は？」
結構、積極的な人だな。
『橘Aだよ。よろしくね、川上くん』
その後、講義を受け片付けをする
そういえばお礼をしていない！
『川上くん、この後暇かな？』
川上「暇だけど」
『その間のお礼したいんだけど、よければお茶しない？』
お茶をしながら、お互いのことを話しあった。
この日を境として大学で、一緒に行動することが当たり前になっていた
ある日、私の大好きなディズニーランドに来た。
きっかけは
『ディズニー行きたいなぁ』
川上「どうしたん？急に」
『私、ディズニー大好きなんだ！
それにね、来週私の誕生日だから祝ってきてもらおうかな。』
川上「俺、ユ↑ニバばっかりだったから、行ったことないわ」
『そんなのもったいない！行こう！！』
っという会話から。
そして今、モノレールからディズニーランドが見えた！
胸が高まり、見える世界がキラキラしている。
長蛇の列の後ろ、というわけではない。
むしろ、先頭の方だと思う。
だって今は午前5時。開演まで3時間以上ある。
しかし、ディズニーを楽しむためにはやむを得ないこと。
川上「どこに行くん？」
『拓朗くんはどこに行きたい？
希望のアトラクションで計画立てるよ。
あと、今日はハードだから』
好きなことになると早口になってしまう。
ディズニーリゾートのマップは頭の中に入っているから、最短経路もわかる。
我が家はディズニー愛好家なんで。
川上「めっちゃワクワクしてる顔してるw」
『だってディズニーだよ！？
しかも、拓朗くん初めての。最高の思い出にしてあげたい！』
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虹華(プロフ) - 笑葵さん» 返信遅くなってしまい、すみませんでした！プーさん、可愛いですよね！私の身の回りの物は、ほとんどスティッチで成り立っていますw (2019年10月27日 3時) (
レス) id: f79e66fba2 (このIDを非表示/違反報告)
笑葵 - 私もディズニー好きです。1番はプーさんです。プーさんのものがあるとつい買ってしまいます。 (2019年9月8日 14時) (レス) id: 6a61485c3d (このIDを非表示/違反報告)
虹華(プロフ) - お非〜リアさん» コメントありがとうございます！確かにそうですね！普段ドSな彼氏が嫉妬するって萌えます。 (2019年5月15日 20時) (レス) id: f79e66fba2 (このIDを非表示/違反報告)
お非〜リア - 続き気になる。川上さん現実には嫉妬とかしなそう。しても完璧に隠し通してそう。 (2019年5月14日 20時) (レス) id: 9329784674 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹華 | 作成日時：2019年5月2日 22時
