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((ピンポーン
夕暮れ時、剣持家にてインターフォンを鳴らす少女が1人
剣母「はーい……
あら、Aちゃんじゃない!どうしたの?」
あ「こんばんは刀也のお母さん!
突然すみません…刀也に渡したい物があってですね」
現れた剣持の母に夢の国で買ったお土産の入った袋を見せた
それぞれ買ったお菓子を半分ずつ交換しようと言っていたのをすっかり忘れて
日付を越えてしまっていたのだ
剣母「あら、それこの間夢の国行った時の?
ちょっと待ってね…刀也〜!刀也〜!!!
Aちゃん来てるわよ!!!
…?あら、返事無いわね」
あ「珍しいですね…?」
剣母「うーん…Aちゃん急いでなければ悪いんだけど
直接刀也の部屋に行ってもらってもいいかしら?
わたしそろそろ晩御飯の準備始めないと行けなくて…」
あ「いえ、わたしこそこんなお忙しい時間に来てしまってすみません
少しお邪魔します!」
剣母「んふふ、どうぞ入って入って〜
あ、せっかくならご飯一緒にどう?
久々にAちゃんとゆっくりお話したいし」
あ「いいんですか!?ご迷惑でなければぜひ…
あ、じゃあ刀也への用事を終えたら準備お手伝いします!」
剣母「あら嬉しい!Aちゃん料理上手だし手際もいいから助かるのよ〜
急がなくてもいいからね?」
あ「はい!では、刀也の部屋に行ってきます」
そう言って少女は玄関で脱いだ靴を端に揃えて置き
慣れたように剣持の部屋へ向かっていった
.
.
〜Aside〜
((コンコン
あ「刀也〜?Aだけどちょっといい?
………刀也??」
((コンコン
ノックをしても扉越しに声を掛けても返事がない
でも刀也のお母さん
剣持は家に居るし今は風呂に入ってる訳でもないって…
もしかして寝てる?
あ「……刀也?…入るよ?」
((ガチャッ
部屋の主の返事がないのに開けるのはどうかと思うけど
このままじゃキリがないしな…
少し罪悪感を覚えながらドアノブを捻り部屋に入った
剣「………」
起きとるやんけ
でもドアを開けて人が入って来たのに
こちらを振り返ることをせず
椅子に座って机の上で何かを見てる
余程集中してるのかな…
夏休みの課題?…読書?
邪魔するのも悪いなと思いつつ
夕飯のお手伝いあるし
急がなくてもいいって言って貰えてるけどあまり時間かけすぎるのもなぁ
しょうがないと刀也の背後に立って軽く肩を叩いた
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影星(プロフ) - 瑞稀さん» ここまでまぁまぁ長かったのに…!ありがとうございます!dの紫はこれからもたまーに登場するのでお楽しみにw (5月15日 23時) (レス) id: 6455e224ba (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - 面白くて一気読みしちゃいました!dの方は最推しが紫で24は推しなのですが紫色はロリk・・・最高に面白かったです! (5月10日 20時) (レス) @page42 id: 3f4ee46d03 (このIDを非表示/違反報告)
影星(プロフ) - まつさん» コメントありがとうございます!いやぁshp君の存在を知ってから出したい!と思ってたんですw本当に気まぐれ更新ですがよろしくお願いしますm(*_ _)m (2023年2月5日 22時) (レス) id: 6455e224ba (このIDを非表示/違反報告)
まつ(プロフ) - いつも影ながら楽しく読ませてもらってます!2人の紫が揃って笑みが止まりません!wこれからも影星さんのペースで活動頑張ってください! (2023年2月5日 18時) (レス) @page13 id: 9458c4ac53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:影星 | 作成日時:2023年2月5日 4時