とあるライバーの兄妹3【2j3j】

4月1日 ページ11

あー…朝かぁ
今日はいちからの事務所に行く予定あるし
着替えないと




そう思って体を起こすとまず違和感
なんか、いつもより体が軽い


体の調子いいのかな、確かに今日は良く寝たけど
…にしたってこんなに軽く感じる？


まぁいいや、重く感じるより軽く感じる方が良いでしょ






…え、あれ
なんか服ぶっかぶかなんだけど

何、頭ボケて刀也の服でも着てしまったの？
…いや、自分家の匂いだわ







あ｢おいしょ………え…｣







なんか…声幼くない？
髪…急に伸びてない？
それに今立ってる…よね？







あ｢たってるよねぇ！！？？？｣







焦って鏡がある洗面所に走って向かった…けれど







あ｢…え、とどかないんだけど｣







変な汗がダラダラ流れる

いやぁまさか

そんな、ねぇ？？？
いくらバーチャルライバーになったとはいえそんな急に縮んだりなんてまぁさか…




あ、そうだスマホ

スマホ使って自分の容姿どうなってるか確認…






あ｢………わ"あ"ぁぁぁぁぁあ！！？？？｣











·









·










·








嫌だぁ…入りたくない



一応あの後急いでマネージャーに連絡入れて
服とか用意してもらって
事務所まで一緒に来た訳だけど…


この中に剣持刀也(紫色のロリコン)いるじゃんんんんんん！！！！！







マ｢あ…開けますよ？
もうここまで来たんですから覚悟を決めないと｣



あ｢そ…う、なんですけども｣






((ﾊﾞｧﾝ!!







剣｢幼女！！！！！｣








こ…


…こっっっっっっっわ！！！？？？？





体が小さくなるとこいつのこれここまで迫力あるの！？

びっくりし過ぎて尻もち付いたんだけど！！


小さい子ビビらせるなよ馬鹿じゃないの！！？？







剣｢…………え……A？｣



あ｢う………ぁ…｣



叶｢もちさん！？
あれ、Aさん…小さいっていうか…幼くない？｣







立ったままわたしを凝視するロリコン

そしてその後ろからひょこっと顔を覗かせる叶



刀也目かっぴらいて真顔でって本当怖いんだけど
叶はびっくりしてマネージャーとわたしの顔を交互に見てる



しばらくそうしているとしゃがんで
尻もちを付いたわたしの脇に手を差し込んで立たせてくれた


お礼を言う為に口を開こうとすると





剣｢びっくりさせちゃってごめんね

お名前、教えてもらってもいいかな？｣






いや知ってるやろがい

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