【名探偵コナン】情報はカラスから。３

９１羽 純黒の悪夢 ページ13

カラス達が組織すご〜いの情報を手に入れました。

幹部の情報でＣＮは，キュラソー。
ナンバー２・ラムの腹心。
情報収集のスペシャリスト。
そして，そのキュラソーが警察庁にＮＯＣリストを
今から盗みに来ること。

さすがにヤバいと思ったから，零さんと秀一さんに情報を流しといた。‘‘絶対に来るな’’と２人に言われたけど気になるから警察庁来ちゃいました。


『警察庁の前に路駐していいもんなのか…』


うん，ダメだ。
取り敢えず，警察庁の内部が見れるように窓付近にカラスにスタンバってもらい，私は周りをグルグルしながら監視映像で様子を見ることにした。
アウディ Ｒ８でね！


『あっ』


グルグルしてたら赤いマスタングを見つけた…
堂々と路駐の。
秀一さんのシボレーに続く新しい愛車だってさ。
やっぱり気になるのは色だねー！
赤井だから赤なのかっていつも思うわ。



カァーカァー


パリン


カラスの鳴き声と共にガラスが割れる音。
警察庁の正面に来れば，銀髪ロングヘアーのキュラソーだと思われる女性が窓から飛び降りてた。
何だその跳躍力！人間卒業してるやん！
警備員さんを交わしてコッチに走って来る。


『え゛，こっち！？』


警察庁の正面にいたから狙われた？
ドアを開け私を押し出し車に乗った。
待て待て！Ｒ８で逃走するつもり！？


「貴女ッ…A A！」

『え、』

「待てー！止まりなさーい！」


警備員さんが来たのを見て舌打ちをし，強引に薙ぎ払って逃げてった。嘘でしょ！？


『先に追ってて！』

カァーーー


カラスに指示を出して，一応持ってきてあった予備の車に乗る。因みにブガッティ・シロンで〜す。
近くに用意しといてよかったわ…
現状は，全く良くないけど！


ビュン


ビュン


アクセルを踏もうとしたら白と赤の２台の車が猛スピードで横切った。

アレについてけばいいんだなー。
ラッキー！と，思ったのは数十秒前まで。
高速のインターチェンジを突っ切った。
そんな事していいの！？


『すみません！おじさん。』


一応 管理してたおじさんに謝っておこう。
そのまま高速を進めば，車がひっくり返ったり
トラックで道が塞がって立ち往生してる。


『え，まさかだけど人様の車でカーチェイスしてる？』

カァー

『この先だよね！？』

カァーカァー


しゃーない…行くしかないか。何するかって？
ひっくり返った車を使ってトラック飛び越えます。
小説だからなんでもありなんだよ！


キィーーーーーガン

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