【名探偵コナン】情報はカラスから。

３９羽 ページ42

『何の用ですか…もう疲れてんるんで寝たいんですけど！』

「誘ってるのか？」

『違います！』


ダメだこれ。話 通じねーよ！


「見ろ。」


零さんがスマホの画像を見せてきた。
んんん？


「これは俺の部下が送ってきた画像でな…高速道路をすごいスピードとテクで走る車があったそうだが
仕事中で止められなかったんだと。」

『やべっ…』

「はぁ…やはりか…」


そ。零さんの部下(風見さんって言うらしい)が送ってきた画像の車は‘‘黒のキャデラック CTS-V’’。


「何キロで走ってたんだ？」

『１８０キロだったかな〜？』(真似しないように！)

「８０キロオーバー！？免許停止処分だぞ？」

『え…』

「これに懲りたら もうするなよ？」

『…すみませんでしたー。』


正座させられてすごい怒られました。
ここ私の家なんだけど、私が床で零さんがソファって言うね…どうやら この為に家に来たっぽい。
あー散々だ…
ちゃんと哀ちゃんの言う事聞いときゃよかったわー

いや、だからと言って不法侵入はダメでしょ。


『零さん こんな所にいて大丈夫なんですか？』

「あぁ…今はな。」

『へー。』


確か 買い置きがあったんだと思ったんだけど…
キッチンの棚を漁って，新しいスコッチの瓶を探してたら声をかけられた。


「１つ聞いていいか？」

『何ですか？』

「何で スコッチなんだ？」


それは，なんでスコッチを飲むのかって話なのか？


『今回はスコッチを買ってあっただけですよ？』

「…そうか。もう１ついいか？」


１つじゃないんかよ！


「Aは煙草吸うのか？」


ガン

『痛っ…！』


突然の話にびっくりして頭を棚に打ったよ…
何？何の話？


『吸わないですよ？』


吸えないわけじゃないけどね！
そう返せば‘‘ホォー’’言われた。
それ流行りですか！？


「まあ，いい。僕はそろそろ御暇させてもらう。」


自由だな！
玄関に向かうので一応 見送りをしようとついてったら…


「戸締りはしっかりしろよ？」


と得意げな顔で言われたよ！


『戸締りしたのに開けて入ったので誰ですか！？』

「僕は平気だろ。…僕以外に気をつけろと言う事だ」


平気ではないですけどね！
僕以外？１人浮かぶけど関係ある？


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【安室Side】

Aの家に入ればあるものが目に入った。
リビングの机にあった‘‘灰皿’’そして吸い殻。
彼女に聞けば吸わないと言う。


「クソッ…頭にあの男が浮かんでくる…！」

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