【名探偵コナン】情報はカラスから。

３７羽 ページ40

遊園地に着けば，歩美ちゃん達が興奮気味だ！
ま，子供だもんね〜そりゃ楽しいわ！


「Aさん行こ？」


突然 子供達に手を引っ張られた！私も一緒に行く感じ？
SOS信号を出しながら工藤クンと哀ちゃんを見れば
ニヤリと笑って無視された。酷っ！


「ふふっ，Aさん 慣れてないみたいね？」

「だな。」


聞こえてんぞ！このヤロー！
そのまま ジェットコースターに連れてかれた。
てか，２人は乗らないのかよ！


『う゛ぇ…きっもち悪…』

「何だよ！姉ちゃん弱ぇな！」


ナニ！？最近のジェットコースターやばっ！
どんだけグルグル回るんだよ…死んじゃうわ！
２人がいる場所に戻れば，意外そうな顔で見られた。


『あーギブギブ！』

「「「えええぇー！」」」


そう言って，工藤クンと哀ちゃんの背中を押して子供達の方に突き飛ばした。
すごい驚いてるけど，遊園地で遊ばない子供いないっしょ！


『子供がな〜に見る専してんだし！いってらっしゃーい』

「いや，私は…」

「そうですよ！コナン君も灰原さんも行きますよ！」

「Aお姉さん 休んでてね？コーヒーカップ乗ってくるから!」


ざまぁ〜みろ！笑
‘‘よりによってコーヒーカップかよ！’’って工藤クンの叫び声が聞こえたから満足だわ〜。

コーヒーカップが始まれば，子供達が乗ってるカップだけ他の倍回ってる気がする…乗らなくてよかった！
終わって帰って来れば，ゲロゲロに酔ってるはず！


『え〜酔ってないじゃん２人とも！？』

「当たり前でしょ？…子供だもん！」


うわ〜悔しいわ〜！
でも 哀ちゃんの子供の演技見れたから良いわ！
逆に得した気分☆


「(灰原も仕返しかの様に子供の演技…
Aさんの前だとコイツも結構 気が楽そうだな。)」

「次 アレ行こうぜ！」

「えぇ！怖いよ！」


元太君が指差したアレとは‘‘お化け屋敷だ’’。
歩美ちゃんが怖がってるけど


「大丈夫だよ！俺たちもいるんだしな。」


工藤クンさすがです。イケメンだな！
工藤クンの姿で会ったことはないけど，さぞモテたんだろう。

お化け屋敷の中は，結構暗くて雰囲気あるわー。


「Aお姉さん怖くないの？」

「「もっと怖がると思ったんだけどな(ですけどね)！」


そうか。元太君と光彦君は私を怖がらせたいのか！
残念だねぇ…お化け屋敷なんて仕掛けってわかってるから怖くないし！


「ホンモノはどうなの？」


哀ちゃんはエスパーですか？


「口に出てんぞ。」

「またかよ！」

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