【名探偵コナン】情報はカラスから。

２７羽 ページ30

「蘭！こらしめちゃお！」

「うん！」


おいおい…蘭ちゃん蹴りかかったよ。
痴漢だからっていきなり蹴りかかるか…
うん 蹴りかかるじゃすまないね？私なら。

ん？止めた？しかも，目潰し…あれ？デジャブ？


「さすが 関東１…やるじゃん！」


んんんんん？ジークンドー？まさか…うん！
違うっしょ！


「ら，蘭…」

「園子離れて。この痴漢強いよ？」

「あああっ，それは弁解させてくれ！
僕は断じて…『「痴漢じゃないよ。そのヒト。」』


おっふ。工藤クンと被っちゃったよ。
この後工藤クンが説明した通り，園子ちゃんに
痴漢した野郎を捕まえてくれたヒトだ。
まあ，その理由もあるけど…気づいてあげよ！
そのヒト 女性だから！うん…誰も気づいてないよね

真犯人を知ると園子ちゃんが激怒！
おお〜やるぅ〜！

蘭ちゃんが蹴りかかった事を謝ると，


「君，僕のタイプだから…許してあげる！」

「なっ…」


おいおい。誤解を生むこと言うなや。
工藤クンめっちゃ顔に出てるし！

行き先を聞かれ，杯戸ホテルと答えれば同じと
言った。工藤クン不服そうだね〜！
でも，普通に用があるんだと思うよ？


「さっきはサンキューな。ボウヤ！
それに お姉さん！」


ん？ボウヤ呼びが更に重なるんだけど。
しかも，顔がよく似てるな！？
目とかそっくりじゃね？
んー忘れよう。



ー杯戸ホテルー

「え？部屋がない！？」


杯戸ホテルに着いたんだけど，予約したはずの部屋がないらしい。しかも，別館が改装中だとかで部屋が少ないと。それは腹立つよな！わかるよ？


「ねー早くケーキ食べに行こ？僕お腹空いちゃった」


工藤クンの言葉でケーキバイキングの場所を探し始めたけど迷子状態なんだよね〜
だから，取り敢えずエレベーターで２階に行くことになったんだけど…


「このエレベーターじゃ行けないわ！これ別館のだから…」


ん？別館 改装中じゃねーの？
なんか変な話始まったし…嫌な予感するわー。

数分後 なんとなケーキバイキングの会場に辿り着いたけど…


「うっそ！締め切っちゃったの！？
ケーキバイキング！」


えー！ここに来てお預け？
予想してたより客が来たらしい…


「ケーキバイキングやるなら前もってドーンと用意しなさいよ！ドーーーンと！」


まあまあ 落ち着け！笑
めちゃ詰め寄る園子ちゃんをなだめようとしたら


ドーーーーーン………キャァァァァァ


駐車場の方から鈍い音と悲鳴が聞こえた。
工藤クン走ってっちゃうし…事件かよ！

２８羽→←２６羽

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す