【名探偵コナン】情報はカラスから。

１９羽 ページ22

「悪ぃーな。俺の辞書に諦めの文字はないんでね！
また会えることを願ってますよ？A嬢…」

プシュッ


工藤クンの麻酔銃を避けそう言い，屋上から飛び降りてハングライダーを開いて飛んでいた。
お〜怖っ！


「チッ！あのヤロー逃げやがった…！」

『‘‘諦めの文字はない’’ねぇ〜』

カチャ

「えっ！？Aさん何を…！？」


何をしてるかって？
M19をキッドに向けてるのよーん。
彼には 散々やられたからね…素が見れたのは良しとするけど，最後 ３メートル以内入ってきたから★

バン

チャリン

仕返しにモノクルに当ててやった。
うん！腕下がってなくてよかったよ！


「Aさん…銃持ってたのかよ…」

『護身用だけどね？大丈夫！無闇に使わないから！』

「へぇ〜今のは無闇に使ったんじゃないんだ〜』


え？工藤クン黒くね？


「あ，そう言えばキッドになんかされたの〜？僕きになるなぁ？」


黒い！誰だ！
工藤クンなのかコナン君なのか わからないし！
こんな赤井さんみたいなドSっぷり見たくなかった…


『あっ，ごっごめん！再放送のドラマ見ないとッ！
ば…バイバイ！コナン君！』


テレビを見ない私がドラマを見るはずがないけど，何でもいい！今すぐここを立ち去りたい！
危険信号が鳴ってるよ！！！

ガシッ


「あれれ〜？博士のところに連れて行く条件は、僕の送迎もだよね〜？」

『はい。すんません。』



ーアウディＲ８内ー


盗まれたジュエルを返して，Ｒ８ちゃんで工藤クンを毛利探偵事務所まで送るっているのだが，もう既に精神的にズタボロだ。
銃を持っていたこと，さらにあの場で銃を使ったことにより彼の怒りをかったらしい。


「別に怒ってるわけじゃねーかんな。」

『いや，怒ってるよね？』


めちゃくちゃ怒った後に何言ってんだか…！


「Aさんもっと自覚持てって言ってんだよ…」

『組織に狙われてる自覚でしょ？前にも赤井さんに言われたことあるから大丈夫だってば〜』

「あのなぁ…はぁ…」


ため息つかれたよ！
そんな呆れられることしてなくね？
カラスたちに確認してもらったから周囲に組織の目がないこともわかってたし，あの場には工藤クンしか居なかったし！


「あっ，そこに止めて」


やっと着いたよ。これで解放される！


「じゃ，Aさん行こっか？」


んー？行く？何処へ？
笑顔で手を引いて車から降ろし，探偵事務所に
引っ張られて連れてかれる。
まさかだけど，会わせるつもり！？

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