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治side
『はぁ……はぁ……』
クソッ無駄に攻撃力強いっ!
『チッ術式を使うか』
血はある程度止まったので腕を溶けない氷で作り再び刀を振るう
ドゴォッ
『ガバッ!』
壁に叩きつけられる
『クソッ全身いてぇなぁ、おい』
気を抜くな、1分1秒でも時間を稼げ!!そうすればいずれ悟か傑が来てくれるはず!!
『ゲホッゲホッ』
ボタボタと血を吐き出す
特級「キシシシシッ」
『あは、あはは!やべぇなんか楽しくなってきやがった!!なぁお前も戦えて楽しいだろ?!』
楠雄「[治……?]」
血の出しすぎでアドレナリンがドバドバ出てる、死ぬことへの恐怖?そんなのどうでもいい!今は楽しい殺し合いの時間だ!!
ドッと再び走り出し斬りかかる
ガキィィィン
『あ?』
刀が折れた?
特級「キシシシシッコロス!!」
『なにお前、喋れんの?』
特級「オ前モウボロボロ!死ヌ!」
『あぁ、そうかもな……だけど俺が死ぬのは……
お前を殺したあとだ』
"黒閃"
呪霊のど真ん中を貫く
『ゴフッ)あ"?』
血が溢れる。どうやらコイツに黒閃をかましたと同時に俺も貫かれたらしい。
心臓を狙われたわけじゃないのが幸いだ……けどきっと俺は助からない
楠雄「[治!!]」
特級「シシシッ死ヌ!!オレモオ前モ!!」
とだけ残し消えていった、コロッと転がり出る宿儺の指
ドサッと膝をつく
『ヒュッゴホッゴホッ』
どんどん血溜まりが広がっていく
嗚呼……死ぬのか……
『も、無理だ……』
ドサッと後ろに倒れる
楠雄「[治!!ダメだ……目を瞑るな!お前の体を1日戻す!そうすれば助かるから!!]」
なんてポロポロ涙を溢す楠雄……
『くす、お……今までごめん、な……?』
?「治。死ぬのは許さないよ」
『!さ、とる……』
五条「硝子直せる?」
硝子「直せるじゃなくて直すんだよ。ちょっとソイツ寄越して」
楠雄「[あ、は、はい……]」
『さと、る……1級の呪詛師がかく、にんできた……特級も祓った、お、れ頑張った、だろ?』
五条「よく頑張ったね。今は少し休むといいよ」
『嗚呼……』
悟の撫でてくれた手に安堵し、眠りについた
____
五条side
五条「今日はもう帰った方がいいね。また襲われる可能性もあるし」
特級相手によくやったもんだ
五条「硝子。治の様子は?」
硝子「直せはしたけどいつ目覚めるかは分かんないね。本人次第」
五条「そうか……」
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かちかち太郎丸 - とても面白いです!王道な展開キタコレ!って思ったけど、キャラ一人一人の心情も考えられててめちゃ楽しかったです!!!頑張ってください‼︎ (12月14日 23時) (レス) @page11 id: b4989b061f (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 白熊さん» わかりました。追記しておきます (11月1日 8時) (レス) id: a69d57f3c5 (このIDを非表示/違反報告)
白熊(プロフ) - ひなさん» 嫌なら見るなって… ならばせめてワンクッション・注意書きは必要です。それだけでも追記お願いします。避けようがありませんもの。 (11月1日 8時) (レス) id: 554a786822 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 白熊さん» あくまでフィクション。これからどんどん和解していくように物語を進めるつもりです。もしそれが嫌なら読まなければいいだけのことです。ですがご意見ありがとうございます。この先も投稿は続けたいと思っております (11月1日 7時) (レス) id: a69d57f3c5 (このIDを非表示/違反報告)
白熊(プロフ) - 斉木両親を侮辱したことが、あんな発言・思想をさせたことが何より許せないが総括です。長ったらしくすみません。長文失礼しました。御返答のほどお待ちしております。 (11月1日 0時) (レス) id: 554a786822 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2023年10月30日 20時