噂の鬼さん (ページ2)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:192 hit

1 ページ2

蘭side

『仕事……仕事……』

亡者「あ"ぁぁぁぁぁあ！！！」

「今日もえげつねぇ……」

『……サボるな……働け……』

「「ﾋｯ!すいません！！」」

そう思うなら早くやればいい……簡単なこと……でもそこまで怯えられると……ちょっとショックだったりする……

亡者「に、にげ……((ｺﾞｼｬ

『逃げるな……』

亡者「お、鬼だ」

『？嗚呼、鬼だが……？』

亡者「お、お前は化け物だっ！」

『私は仕事だ……お前らにどう思われようがどうでもいい……罪をおかしたことを悔いるんだな……』

？「蘭さん」

『！鬼灯……どうした……？』

鬼灯「様子を見に来ました。相変わらず頑張っていますね」

なんて頭を撫でてくれる

『嗚呼……だが人が足りん……私のせいだろうか……(ｽﾞｰﾝ』

鬼灯「(仮面を着けているのに分かりやすい)そんなことないですよ」

と再び頭を撫でてくれる鬼灯

鬼灯「貴方たち！蘭さんを見習いなさい！！ここは地獄ですよ！！」

「「「は、はい！！」」」

『甘ったるい考えは捨てろ……亡者は粛清対象……復唱』

「「「も、亡者は粛清対象！！」」」

『よろしい……では仕事に戻ろう……鬼灯』

鬼灯「なんです？」

『無理はするなよ……』

鬼灯「はい。ご心配ありがとうございます。後で私の部屋に来るように」

と去り際に囁かれる

『……』

今日は眠れそうにないな……

「チッ」

『……？』

「ちょっと」

『なんだ……仕事は((「そんなことより」

そんなこと……

「鬼灯様とどういう関係か知らないけどその仮面外しなさいよ。それとも隠すほど醜い顔なの？w」

「うわ、あの女マジか」

「新入りだろ？」

なるほど……新入りか……躾がなってないな……というか

『誰だ……お前は……』

「はぁ？！この私を知らないわけ？！こんなにかわいいのに？！」

『知らないから誰だと聞いている……』

杏莉「杏莉よ！！」

『そうか……仕事に戻るぞ……』

杏莉「なっ！そんなんだから皆に嫌われるのよ！！」

『だからどうした……？』

杏莉「え……？」

『私は仕事をするだけだ……そこに感情はいらない……お前は地獄をなんだと思っている……？そこのお前はどう思う……？』

「罪人を断罪する場所です！亡者に手加減は無用だと思います」

『正解だ……飴でもやろう』

「！あざす！！」