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侑side
『おい、そこの1年』
「ヒッ!な、なんですか?」
『"なんで俺だけレシーブ下手なんだ"って思ってんだろ』
と下手くその心を読む犬井司先輩
「え、あ、はい。思ってます」
『もっと腰落とせ、重心は前。わかったか?わかったな。練習戻れ』
目付きは悪いけどなんやかんやいい人……なんかな……
正直怖すぎんねん!!あの人の目付き!!!
北さんいないとずっと真顔やし!!!機嫌は悪いし!!!
『おい、宮侑。ボーッとしてっと遅れをとるぞ。さっさと練習戻れ』
侑「あ、ウッス!」
同じ身長なんになんやあの威圧感は……人何人か殺めとるやろ……
角名「犬井先輩って視野範囲広いよね。サボってるといつも声かけてくるし……でも、まぁ悪い人ではないよね」
アラン「アイツなんやかんや後輩に甘いで?」
治「あ、俺この前昼飯奢ってもらったで」
銀島「雑やけど撫でてくれるしな」
侑「え?あの犬井先輩が?」
「「「うん/おん」」」
信じられへん……
『おい!そこ!!喋ってないで練習しろ!!』
「「ぅ、ウッス!!」」
アラン「北がおらんと機嫌悪いんはたしかやけどな」
北「お、ちゃんと練習しとるな」
『!信介。用事終わった?俺ちゃんとしてたんだぜ』
北「司はええ子やね」
なんて犬井先輩を撫でる北さん
とんでもない猛獣使いや……
『俺ドリンク作ってくる』
北「いつもありがとうな」
『信介の大事なものも俺が守るからな』
犬井先輩デレデレやん……逆に怖……
でも
侑「かっこええなぁ……」
北「……侑」
侑「はい?」
北「司は俺のやから取らんといてな」
侑「え?」
北「早よ練習戻り」
侑「ぇ、あ、はい」
独占欲か?北さんでも嫉妬することあるんやな……
__
北「明日は体育館の点検あるから部活はなしや」
侑「マジか」
北「ほな解散。気ぃつけて帰れや」
「「「ウッス!!」」」
北「司。婆ちゃんがたまには顔見せて言うとったから今日は俺ん家行くで」
『わかった。信介のお婆ちゃんの作る飯うまいからなぁ』
なんて2人は談笑する
2人ってどんな関係なん?幼馴染みでも友達でも選手とマネージャーなんて軽いもんちゃう
もしかして2人って付き合ってる……?
疑問を抱えつつも家に帰った。どうせ寝たら忘れるやろし、気にせんでええか
アラン「(付き合ってるの知らないの侑だけちゃう?角名も治も銀島も1年もなんとなく察しとる……)ま、そのうち気付くやろ」
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×ゆき× - あー……神。最高。好きです。特に、結構激しめなの好きです!!!司くんのキャラがいい!!なんなんですか?主さんってば神なんですか?この小説で小一時間話せそうです。友達に布教してきます。 (3月28日 21時) (レス) @page7 id: 43ffffc49f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2024年3月1日 18時