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『 妬い、たの？ 』
田中「 俺今まで妬くとか何それ？って感じだったのに 」
『 …わたしが初めて？ 』
田中「 うん、誰かに嫉妬すんの先輩が初めて 」
『 …そうなんだ 』
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今までめちゃめちゃ女と遊んできました！って見た目なのに、こーゆとこずるい。
チラッと田中くんを見れば、もうさっきの顔が赤い田中くんは居なくていつもの 爆モテじゅったん になってた。
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田中「 アイツらもう俺の家置いたって (笑) 」
『 え、早くない？ 』
田中「 隣駅で待ち合わせしよだって、俺らも行こっか 」
『 うん、向かお 』
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ジェシは、わたしからのプレゼント楽しみにしてたよって言ってたけど、あんなにちゃんとしたプレゼント達を見てしまったから、わたしのなんてゴミみたいじゃない…？
うーん…でも誕生日おめでとうも言えてないし……あぁどうしよう、早く決断しなきゃ電車が来ちゃう。
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……田中くんなら、なんか分からないけど何をあげても喜んでくれそう。
そりゃ勿論、可愛くラッピングされていたり、有名なブランドの物の方が嬉しいんだろうけど、この人って優しいから嫌な顔はしなそう…。
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『 た、田中くん 』
田中「 ん？ 」
『 えっと…誕生日、おめでとう 』
田中「 っえ 」
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恐る恐る飴玉をカバンから取り出すと、なんとも言えない顔をしてる田中くん。
大きく目を見開いて、口なんて半開き。
え、やっぱり嬉しくないのかな？誕生日に飴玉なんて引いた？
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『 あ、あのね！わたしイチゴ味の飴玉凄い好きで、 』
田中「 …… 」
『 誕生日って聞いたのも昨日で……って、やっぱり飴玉なんて嫌だよね、今度ちゃんとしたの渡すね 』
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カバンに飴玉を戻そうとすると、掴まれる手。
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田中「 すっげぇ嬉しい！A先輩ありがとう！ 」
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今日イチの笑顔を向けてくれた田中くんに、不覚にもキュンと胸が鳴ったのが分かった。
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糸山露子(プロフ) - 続きが読みたいです。更新お願いします。 (2023年4月28日 6時) (
レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - このまま残してほしいです！更新停止中でも途中まで楽しんで読んでるので。更新されるの気長に待ってます〜 (2022年11月13日 16時) (レス) @page32 id: ff5559f7c6 (このIDを非表示/違反報告)
杏(プロフ) - このまま残していただきたいです。更新停止中の他の作品も大好きで時々読み返しています。新作も楽しみにしています。 (2022年11月13日 9時) (レス) @page32 id: b7ec07105d (このIDを非表示/違反報告)
はむはむ(プロフ) - こんにちは、はむはむです。この作品、とても面白くて、更新楽しみにしているので、できれば消さないで欲しいです。よろしくお願いします (2022年11月13日 0時) (レス) @page32 id: 2b371b2a8f (このIDを非表示/違反報告)
h413woman(プロフ) - 私、秋桜さんの書く、年上の女の人好きシリーズ大好きです！！！更新楽しみに待ってますね！他のお話も♡♡ (2022年9月10日 18時) (レス) @page7 id: 9d1cec67ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋桜
| 作成日時：2022年9月1日 9時
