第三十七夜。 ページ37
｢Aさま、更さま！このお二人への贈り物ご覧になって！本当にきれい｣
｢更様、更様のお好きなジャスミン茶上手にいれられました｣
｢A様、A様のお好きなバラ茶も上手にいれられましたよ｣
｢ねぇ、更さま…｣
｢A様……｣
｢いいよ、可愛い子…お望み通りキスしてあげる…(まぁ、頬にだけどね)｣
『うっ…私』
｢更さま…学院の
｢A様、俺たちの同級生もお願いしてくるんだ｣
｢そう…そのうち俺らも編入する学院だから、お願いは聞かなきゃだ……
大丈夫だよ、面倒な根回しは全部、Aがやってくれるから、な？俺の
『え、またですか…』
｢ねえ、A様｣｢Aさま、お願い｣
｢A様｣｢Aさま…｣
『み、みんな離れて…
更さん…貴族達が、どう噂しているかご存知ですか？』
｢…うん、知ってるよ｣
『……�猊臭瓩亮匆颪乏菷�に手をのばし始めて、慈善活動かと皆考えたそうですよ。
黄梨様が、なされていたように純血の名に相応しく―――――ところが、実体は欲望の花園ハーレム作り……弟の婚約者だった一翁の孫娘を手篭めにした………などと言われて、下らないと失笑を買っていますよ…』
｢…婚約者である黄梨様を失って、寂しさを紛らわせているんだ、可哀想くらいは言って欲しいものだ｣
『貴方の腕の中で、黄梨様は無抵抗だったそうですね…更さん。
……それに、朔も貴方が手にかけたんですよね』
｢更さま…なぜ、Aさまは怒っているんですか？｣
｢更様のしたことは、悪い事なんですか？｣
｢いいや…皆はゆっくり流れる時間を欲した、俺はそれに応えた…Aもそれは、了承しただろ？｣
｢互いに同意の契約は、恐いハンターにも咎めることは出来ないんだ、大丈夫……協定を守っていれば何も恐くないよ……？｣
パン
｢さあ、車を出す。学院の教室にも車校のカーテンがついたことだし、寮に戻りな？俺とAはこれから、約束があるから｣
｢更さま、Aさま……また遊びに来てもいいですか？｣
｢もちろん｣『…いいよ』
｢また、僕らにいろいろ教えてください｣
｢…頼りにしてくれて、嬉しいよ
本当に、可愛い子たちだね……｣
『……』
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梨沙(プロフ) - ヴァンパイア騎士好きなので続きが楽しみです！更新待ってます！！ (2019年11月28日 3時) (
レス) id: c5b5bf1a65 (このIDを非表示/違反報告)
篝月(プロフ) - 続きがすごく気になります！ (2019年7月1日 23時) (レス) id: 7982b0814b (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く続きが気になります。応援してます！！ (2019年6月25日 7時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：696 | 作成日時：2019年6月20日 2時
