(文スト) うん、分かってた。｢太宰治

。6 。 ページ7

、




敦「森鴎外…ってポートマフィアの…！？」



顔色がかわる敦くん。

まあそりゃそうだろう、
あのポートマフィアの首領だからね




与「Aの異能力を殺戮兵器として使っててね」


鏡「私と…同じ…」





探偵社に入る前は異能力を操れなかったのが私


しかし社長の異能力のおかげで今はもう操れる。


今の鏡花ちゃんと同じなのだ





あ「組織を潰した後、太宰さんと出会って…

そこからはよく覚えてないかな、
気づいたら探偵社にいて…」



賢「太宰さんがお姫様抱っこして連れてきたの覚えてますよ！」



江「ほんとみんなでお茶吹き出したよね
ポートマフィアの五大幹部を拉致るなんてさ」




敦「ポートマフィアは…どうしたんですか？」


国「社長が話をつけてくれたが、
いつ何をしてくるかわからん。」




あ「自らしか異能力を出せなくなった今。

ポートマフィアに私は不要ですからね




…あ、用事があるんだった…

私もう帰りますね」



時計を見れば、六時過ぎ。

用事があるのを忘れていた。






ナ「お疲れ様でーす！」


あ「じゃあまた明日っ」


そういいドアを引くと



与「A！！」



突然与謝野先生に名前を呼ばれて振り向いた



あ「どうかしましたか？」


私が首を傾げると







与「頑張りなさいよ、仕事も恋愛も。」



そう、いった


あ「与謝野先生…」




みんなと目があい、それはまるで応援してると
言ってるみたいだった




あ「…ありがとうございます」



微笑んでそういった。



ああ、なんていい仲間を持ったのだろうか




こんな仲間にあわせてくれた太宰さんには
死んでも恩は返せないのだ。



＿＿＿＿＿＿



＿＿





目の前にはケーキ屋さんの看板。


横浜では有名のケーキ屋さんで、6時半から

店主オリジナルのケーキがもらえる


なんともレアらしく、毎日長蛇の列だ



まあその中に私もいるんだけどさ…



そして、



いきかう会話の中、それははっきりと聞こえた。




店員「完売でーす！！！！！」




女1「ぇえっ」

男1「また食えなかったあああ」

女2「私10回も並んでるのに
１回も食べたことなーい！」



店の前で様々に飛ぶ 声。



あ「また売り切れ…か」



10回並んだがなによ


私は365日毎日並んでるわよ


その中でもまだ5回しか食べれてないし



みんな何時から来てるのよほんと




そんなこと思いながらも家に帰っていた。






その時だった




あ「っ！！！！」

。7 。→←。5 。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す