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。21 。 ページ22





与謝野Side






あ「スーッ…スーッ…」



与「……」



目の前で規則正しい寝息をするA


目元は泣いたあとがハッキリと残っていた








与「どうしたもんかねぇ…」





中原中也はAを医務室へ運んだ後帰っていった




____

中「またなA」
__



そう…言いながら



ポートマフィアの幹部が
あんな優しい目できるなんて驚きだよ妾は。





それに加えて



____


中「Aのこと頼むぞ」

___



とか、言い残したりさ






与「いい仲間がポートマフィアに
いたんだねぇ…A」



あ「スーッ…スーッ…」




_____


__





あなたSide






あ「……ん…」



うっすらと目を開けると、見慣れた天井だった







与「スーッ…スーッ…」



横を見れば 私が寝ているベッドに
寄りかかって寝ている与謝野先生。



あ「…」



起こさないように、毛布をかけて、医務室を出た




____






あ「もう…こんな時間…」




探偵社の事務所…つまりみんながいつも
仕事しているところに行けば、

もちろん誰もいなくて、静かだ



しかしなにか違和感がある


が、特に気にせず


すぐさま時計が目に入った


壁にかかっている時計を見れば深夜2時だった







ああ…私はどれほど寝ていたのだろうか。




電気をつける気にもならなくて、


ただただ月の光に照らされた時計を眺めていた








すると






((ガタンッ



あ「!!!」



背後から物音がし、振り向けば



男「ちっ!バレちまった!!」



と、書類を持っている知らない男。


部屋に入った瞬間に変な感じがしたのはこいつか。







あ「…」



明らかに うちの書類だろう。




そんな男に




男「ぐはっ」



回し蹴りをし、倒れた男の胸元を掴んだ



見つかってから10秒もたたずに起こった出来事。




男「離せ!!」


もがく男にナイフを突き立て黙らせた



ひっ、と聞こえたのは気のせいだろう




あ「…なんのよう?てかどこから侵入した?」



武装探偵社は警備はよわくないはずなのに…


こんな鈍い男1人でどうやって?



そう問いただせば




男「言うわけねえだろ!」


反抗されたため ナイフをさらに喉に押し当てた


下手したら喉は切れるだろう



すると



男「通気口から…」


あ「…」



流石に通気口まで警備してないわ。









あ「…で、なんでこの書類を?





___汐莉さんとなにか関係があるの?」

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設定タグ:黒姫ユキナ , 文スト , 太宰治   
作品ジャンル:アニメ
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小桜(プロフ) - うぅ……!めっちゃ良い終わり方でした。切ないけど、最後はハッピーエンドで終わる、最高です! (2021年11月30日 20時) (レス) @page48 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
akane_朱音 - おお、切ない…はらはらしながら最初のとこ見てます (2019年11月9日 21時) (レス) id: 4c34134b9d (このIDを非表示/違反報告)
ユルルルーク - ユキナさん………貴方は神作以上の作品を作るプロですか???いや、神か!!!!!もう 涙腺崩壊なんて当たり前ですね ユキナ様の作品………。その神にも匹敵するほどの文才を少し分けてください (2018年9月16日 21時) (レス) id: 648139b792 (このIDを非表示/違反報告)
緑谷みとか(プロフ) - ああああああああああ神!私、ヒロアカの方も超超超愛読してるんですが、文才分けて下s((死因 素晴ら死 (2018年7月7日 10時) (レス) id: ed93de4a73 (このIDを非表示/違反報告)
幼女(プロフ) - うっわ待ってよめっちゃ好きな終わり方(( 恋する女性はなんたらかんたらって太宰さんが夢主どんに言ってる時、実は夢主どんのことを言っていたのではないかと勝手に妄想しておりましたぜらららコッペパン(( (2018年5月26日 2時) (レス) id: 993c3abb9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユキナ | 作成日時:2018年2月5日 23時

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