主役はかわった。2「ＹＯＩ」(オチはヴィクトルかユリオか勇利）

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あ「わお」




勇「ピチットく〜ん！！」





ピ「ごっめん！
溢れ出るネット欲を止められなくって！」






勇利さんのスマホに移るのは


ピチットくんのSNS。




そこは問題ないのだが、内容による。






ヴィ「WOW！俺こんな記憶ないよっ」





ピチットくんのSNSにあげられた写真



それは、私と勇利さんに
ヴィクトルが上半身裸で抱きついてる写真だ。




……カオスだな







しばらく皆でこのカオスな写真について話していた


その時だった






((スっ





あ／勇「！！！！！」




いきなり尻をそわっと触られ背筋がピンっとなる。





あ「…」






こんないきなり尻触る人。

……なんてこの人しかいないよ。








ク「勇利…なんで俺も呼んでせれなかったの？」




勇「クリス！！」




振り向けば予想通りクリスがいた。







ク「勇利……だいぶ体絞ったね、
ご主人様の躾がいきとどいてるようだね



……Aは…幼さ消えて…大人びたね」






あ「そのすぐに尻触る癖やめません？」






ヴィ「クリス、今日の調子は？」





ク「君がいないんじゃ
モチベーション上がんないよ」




ヴィ「シーズン初戦はいつもそんな感じだろ？」









「その通りだ。
お前がいないとクリスは本気を出さん
さっさと戻ってこい」





どこから現れたかクリスのコーチさん。




そして




「ヴィクトルっ本気でコーチやってんの？」





多分私がこれから戦う女子選手の人たち。



からかう気満々でしょあれ。



……こテンパにしてやろ。









ク「二人共。ヴィクトルを独り占めした罪は重い。


世界中が彼の復帰を期待してるからね」






その女子選手と話してるヴィクトルをみて

挑発的にいったクリス。






勇「……」



黙る勇利さんだが、私は黙らなかった。







あ「私たちが……これで金メダルをとれば
ヴィクトルはコーチをやってみて
よかったということが証明されます。

……罪はかるくなりますね」







私が言い返すと思わなかったのか驚くべクリス。






ク｢言うようになったねA。

……一年前はからっぽだったのに

…変えたのはヴィクトルかい？」








あ「2人のユーリとヴィクトルです」







そう言いながら勇利さんの手をとり握る。




勇「A……？」









ク「…人を妬かせるのも上手くなったね」





あ「それはどうも」






挑発的に笑ってみた。

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