。60 。 ページ11
、
_____
__
あ「ふー……」
体を温めるため、少しジョギングをしに行った
そして、勇利さんたちのもとへ戻るため
深呼吸をしながら歩く。
このときの私はまだ、
大嫌いな人が現れるとは思ってもなかったんだ
ク「ちょっと」
あ「……」
この一言で行く手をはばまれ、立ち往生。
その張本人はクレア·ローラ。
中国出身の18歳。世界ランク4位。
…ぁあ…早く戻りたいのに…
あ「どいてくれないの?」
ク「戻ってきたと思ったらヴィクトルがコーチって……なに?脅しでもした??」
あ「するわけないじゃない」
ク「落ちた英雄がのこのこと帰ってきて…
日本の恥ね。……これで金メダル
取れなかったらどうなるのか。」
あ「金メダルはとる。」
ク「それには私と……
__ミラを超えていかなきゃよ?」
あ「…はなっからそのつもりよ」
ク「ミラの成長さに気づいてないみたいね
……私にすら勝てないのなら終わりよ?」
あ「クレアなんて眼中にもはいってないけど」
ヴィ「なっ……!!
またアンタなんか途中から全部投げ出して
逃げるんでしょ!!!!
ミラに負けて逃げ出した臆病者ね!
……なにを恐れてたんだか。」
あ「っ……」
ヴィ「クレア。
Aはもう逃げないよ。
勇利と俺がいるからね…君の心配はいらないよ?」
あ「ヴィクトル……」
突然現れたヴィクトル。
たぶん帰りが遅かったからみに来てくれたんだろう
ク「……」
ヴィ「Aを不安にさせてやるっていう
作戦だったかもしれないけど……
そんなAは弱くないよ
いこ、A。ストレッチしなきゃっ」
そのまま私の手を引っ張って
勇利さんがいるところまでいった
あ「……ありがとう」
ヴィ「いえいえ」
普段は能天気なのにこういう時は真剣だ
_____
__
あ「一番滑走はピチットくんか…」
勇「ずっと前から滑りたいって曲だ…」
ストレッチをしながら、
2人でテレビ越しのピチットくんに釘付けになる。
あ「……勇利さん、
クリスが言ったことまだ覚えてる?」
勇「うん、覚えてるよ」
あ「…いっそのことさ、私…
…世界からヴィクトルを
奪った人として思いっきり嫌われたい」
勇「僕も……」
714人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやか(プロフ) - 完結おめでとうございます!これからの続きも気になるところです!笑 (2021年6月8日 22時) (レス) id: e756cf6e94 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - この作品はこれで終わりなのでしょうか? (2018年12月30日 6時) (レス) id: 6124a9987a (このIDを非表示/違反報告)
雪見だいふく - 感動しました!!! 更新停止、残念です。 (2018年1月2日 9時) (レス) id: 159ee849b4 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 完結おめでとうございます!感動しちゃいました!自分の名前に変更して読んだらほんとにその作品のキャラになれたような気分になって、あー小さい頃からスケート習っとけば良かったな〜なんて思ってしまいました笑。素敵な作品にであえてよかったです!!! (2017年11月17日 7時) (レス) id: 48888e848b (このIDを非表示/違反報告)
はよん(プロフ) - めっちゃ感動でめっちゃ泣きました!Wings of pianoもめっちゃいい曲で聴きながら最後のFS見てました!号泣! (2017年7月22日 3時) (レス) id: dbd5186658 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2017年1月28日 23時