。69 。 ページ20
、
私、どこかで勘違いしてたんだ
ユーリは私の力が必要だって
多分、一年前から
スケート技術についてや相談聞いたり
頼ってくれたりしてくれたからかな
そんなふうに思ったんだ。
そうやって思い込んでたんだ。
だから、私しかきいてあげられない
そう思ったんだよ
……けど違うよ、
ユーリは変わった。
勇利さんたちにあって変わった。
もう私なんて頼りにしなくても大丈夫なんだ。
それに、
……ヴィクトルも変わった。
あんな1人の人に対して尽くす人じゃなかった。
これも勇利さんのおかげ
あ「…」
みんな、みんな、変わっていくんだ
これはいいことだけどさ
……私だけ取り残されてるんだ……ずっと
一年前の…みんなの背中見つめてた時と同じなの
……なんで
あ「……」
私はどれだけ努力しても変われないんだろう
なんで皆に追いつかない？
過去に囚われて何もできないただの臆病者ですか
あ「…」
……そう思った時だった
、
、
、
、
ク「あらら？弱気ねA。」
あ「…クレア……」
目の前では挑発するように笑うクレア。
なんで……なんで
こんな時につっかかってくるのよ
あ「なんか用？」
ク「何もないわよ」
あ「じゃあ私行くね」
クレアと話したくなくて淡々と返し、
クレアの横を通り過ぎた。
ク「…2位おめでとうございまーっす((ニヤ」
あ「っ！！！！！」
後ろから聞こえるクレアの声。
声だけで馬鹿にしていることは分かった。
だから足がとまったんだろう
……そりゃ色々言えるよね
｢あんたなんか眼中にない」
なんて言っときながら、中国大会。
クレア1位で私3位で通過したんだもん
……なんにも言い返せないのよ
ク「ここで負けてアンタは日本に帰るの。
＿＿ヴィクトルを置いてね。」
あ「っ……それは…ヴィクトルが決めること」
簡単に挑発にのってしまう自分が恥ずかしいけど
ヴィクトルたちの
話題をだされちゃ黙ってられなかった。
ク「てかあんたさ、ほんとに思ったの？？」
あ「なにを？」
、
ク「ヴィクトルがあんたを氷の上に連れ戻っすて」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 715人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやか(プロフ) - 完結おめでとうございます！これからの続きも気になるところです！笑 (2021年6月8日 22時) (
レス) id: e756cf6e94 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - この作品はこれで終わりなのでしょうか？ (2018年12月30日 6時) (レス) id: 6124a9987a (このIDを非表示/違反報告)
雪見だいふく - 感動しました！！！ 更新停止、残念です。 (2018年1月2日 9時) (レス) id: 159ee849b4 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 完結おめでとうございます！感動しちゃいました！自分の名前に変更して読んだらほんとにその作品のキャラになれたような気分になって、あー小さい頃からスケート習っとけば良かったな〜なんて思ってしまいました笑。素敵な作品にであえてよかったです！！！ (2017年11月17日 7時) (レス) id: 48888e848b (このIDを非表示/違反報告)
はよん(プロフ) - めっちゃ感動でめっちゃ泣きました！Wings of pianoもめっちゃいい曲で聴きながら最後のFS見てました！号泣！ (2017年7月22日 3時) (レス) id: dbd5186658 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2017年1月28日 23時
