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地方ブロック。







公式練習終了後。









あ「一番最初ですか、勇利さんは……」







目の前でしょぼんとしてる勇利さん。









聞いてみれば、滑る順番を決めるやつで


見事。1番を引いたらしい。









勇「そうなんだよ……
僕いつもこういう時1番引いちゃうんだよね


Aは何番??」









あ「私は3番目でした、中途半端です。



大丈夫ですよ!!勇利さんならいけますって」









勇「今日は…
周りに飲み込まれないようにしなきゃ







……それにA。


平然と装ってるけど緊張してるのバレバレだから」







そう言われ、自分に呆れてしまった。








あ「似たもの同士、すぐお互いバレちゃいますね」








勇「今のAは
ヴィクトルが見ても同じこというよ!





………って





あれ、ヴィクトルは???

もうすぐ本番なのに……」






当たりを見渡す勇利さん。




それにつられるように、






あ「そういえば……さっきまでいたのに」





私もあたりをキョロキョロと見渡す。




すると




ミ「あ!!勇利とA!!」





ヴィクトルではなくミナコ先生がいた。








勇「ミナコ先生っ、ヴィクトル見なかった?
もう試合始まっちゃうんだけど…」





ミ「いや、見てないけど」







と、はなしたときだ。









黄色い声が反対側から聞こえた。






おおよそ、予想しながらも振り返ってみれば






案の定……








ヴィ「お待たせ」





勇「なんで、着替えてるの!?」







そこには女の子に囲まれてるヴィクトル。




そして、勇利さんの言う通り。



スーツへと変わっていた。








ヴィ「今日は俺の華々しいコーチ
お披露目試合だぞ?正装でしかるべきだっ」









ミ「選手より目立つはー……あのロシア人コーチ」




とミナコも呟いた。






_____


__





ヴィ「ねぇねぇ、2人ともっ!!

演技前にコーチが送り出す時のやつ…


…どうしよっか!!俺が考えてるのはね!…



………って勇利??」






勇「…………」





ヴィクトルの話も聞かずに、


リンクに行ってしまった勇利さん。





……まさかこれは






あ「だいぶ、緊張してるよヴィクトル」






ヴィ「まだ練習の時間なのに
本番と同じような顔してる。


……少しでも落ち着かせなきゃね」









あ「……あとで…抱きしめてあげてねヴィクトル」

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あやか(プロフ) - 完結おめでとうございます!これからの続きも気になるところです!笑 (2021年6月8日 22時) (レス) id: e756cf6e94 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - この作品はこれで終わりなのでしょうか? (2018年12月30日 6時) (レス) id: 6124a9987a (このIDを非表示/違反報告)
雪見だいふく - 感動しました!!! 更新停止、残念です。 (2018年1月2日 9時) (レス) id: 159ee849b4 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 完結おめでとうございます!感動しちゃいました!自分の名前に変更して読んだらほんとにその作品のキャラになれたような気分になって、あー小さい頃からスケート習っとけば良かったな〜なんて思ってしまいました笑。素敵な作品にであえてよかったです!!! (2017年11月17日 7時) (レス) id: 48888e848b (このIDを非表示/違反報告)
はよん(プロフ) - めっちゃ感動でめっちゃ泣きました!Wings of pianoもめっちゃいい曲で聴きながら最後のFS見てました!号泣! (2017年7月22日 3時) (レス) id: dbd5186658 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2017年1月28日 23時

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