検索窓
今日:18 hit、昨日:24 hit、合計:100,438 hit

5人で夕食 ページ7

'



「歌姫?」


『ええ、メカ丸くんの事を聞きました』


通話終了を押し、悟くんに寄る。


「嫌な予感がするね」


『私もそう思ってました。
…なんだか……胸騒ぎがするんです』


視線の先には料理を頬張る悠仁くん達。

4人で高級レストランを堪能しようと思っていた所…
報告書を出した高専で見事に悟くん出会した。

勿論彼が黙って見過ごす訳もなく、
結局5人での夕食となったのだ




「釘崎!!!お前!それ俺の肉!!!」

「全く食べないから嫌いなのかと思ったのよ!
アンタが悪い!」

「好物は最後に取っとく派なの!俺!!!」

「悪いけど今の肉は私のお腹の中よ。
伏黒から貰いなさい」



「わりぃ、俺もう食った。」

「俺の肉ーッ!!」



楽しそうな3人を見て口元が緩んでしまう。

よかった、連れて来て…


『…』


胸騒ぎと少しの幸せが交差していた。


すると






「大丈夫だよ。僕がいるんだから」


そう言い私の腰に手を回した悟くん。
その自信ありげな瞳に私の不安は消えていった


『……ええ、そうね。』


なんて頼りになるのかしら…でも、



『悟くん1人には背負わせたりしないわ』



彼は '' 最強 '' と言われてるけど…私からすると
それはただの一部分であり 私は悟くんの弱さを知ってる


知ってるからこそ…貴方の力に少しでもなりたい


一年前…傑くんに手を下すべきだったのは私だ。

彼が苦しんでるのをただ見ていて、
彼の手を最後まで掴めなかった私への罰…


なのに…悟くんは全て背負ってしまった


貴方が1番手を下したくなかったはずなのに



『これから先も貴方の隣にいるんですから、
もっと頼って下さい』


寄りかかるように悟くんにもたれれば




「……君は僕の全てだよ」


頬に手を添えられる。



『……ダメですよ。いくら扉越しとはいえ悠仁くん達いますし
扉はガラスですから…』



「ねえ、今日帰ったら抱いていい?」



『ダメです。明日は10月31日(ハロウィン)です。
警視庁の方で少し仕事があるんです』



「ケチ!!!!!」


『好きなだけどうぞ』


扉を開け悠仁くん達元へ



「あ!!どこ行ってたんだよ2人とも!!」


「聞いてよAさん〜!!!虎杖が私の寿司食べたの!」

「人の肉食ったんだから落とし前ぐらいつけろ!」


目の前には空になったお皿が沢山。

どんだけ食べたのよ君たち…若いって素晴らしいわね




『まぁまぁ、悟くんの奢りなんだから好きなだけ___』

虎杖悠仁という人間→←脳内で1分



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (223 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1280人がお気に入り
設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦 , アニメ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さら(プロフ) - コメント失礼します。1話、1話すごく面白くて、原作とオリジナル要素が上手く合わさってて一気に読んでしまいました!次のお話もすごく楽しみです!応援しています! (8月26日 2時) (レス) @page50 id: 6702fb6123 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - コメント失礼します。お話が凄く面白かったり感動する場面があり一気に読んでしまいました…更新応援してます! (8月15日 0時) (レス) @page50 id: bc106b5b68 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - コメント失礼します。すごく面白くて,一気に読んでしまいました💦この時期,体調に気をつけてください!更新も頑張ってください(^^) (2023年3月18日 21時) (レス) id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
澪桜(プロフ) - 内容が凄く面白く一気に読んでしまいました( ´‎ࠔ`* )続き楽しみに待っています«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク (2023年1月15日 22時) (レス) @page50 id: 8aa45553d4 (このIDを非表示/違反報告)
ひめ - 毎日の更新、私は凄く楽しく読ませて頂いてますよ!!逆に「なんでそんなに面白いお話が書けるのかな?」と尊敬しています(*^^*)出来れば、更新頑張って欲しいです🙏 (2022年12月27日 7時) (レス) @page25 id: bff9bd16c2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2022年12月21日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。