八握剣異戒神将魔虚羅 ページ32
'
「調伏はな、複数人でも出来るんだ。
だが複数人での調伏はその後無効になる」
「…」
「つまり当の術師にとっては意味の無い儀式になる…
でもな、意味はないなりに使い方があるんだ」
思い出されるのは五条先生との会話。
___________
【なんで五条家と禪院家が仲悪いか知ってる?】
【そもそも仲悪かったんですか?】
【もーバチバチよ。江戸時代?慶長?忘れたけどそん時の当主同士がね、御前試合で本気で殺り合って両方死んだの。】
【その時の当主って…】
【僕と同じ六眼持ちの無下限呪術使い。
ちなみに相手の術式は恵と同じ ''十種影法術''】
【!!!】
【僕の言いたいこと分かる?】
_____________
「だからって…アンタに勝てる術師になるのかよ…」
その当主もこういう使い方をしたんだろうな
「ブツブツ何言ってるのさ。もういいよね???」
金髪野郎がそう言った直後。
地震のように地面は揺れ、遠くで炎が上がってるのが見えた。
そして
『ッ恵!!!!』
「!!!」
「余所見してんじゃねぇよ!!!」
ビルから降ってきたAさん。
しかしすぐさま茶髪の長身男によってビルの中へと吹っ飛ばされた。
「…」
いつもは恵くんのくせに…
焦った時とか…怒った時は呼び捨てにする。
Aさんのワイシャツ…血だらけだった。
反転術式が使えるからって…無茶してるんだろうな
相手も中々のやり手だろう。
…皆、命懸けで戦ってんだよ
だから…俺も……
「…続きだ。要は式神は調伏しないと使えないが…
ゆっくりと、膝立ちになり、左腕内側に右手拳を押し当てた。
「まさかッ!!!待て…!!!」
金髪野郎も気づいたな。
コイツを道連れの形で調伏の儀に巻き込む
「…」
ごめん、Aさん。
でもAさんと同じように…命懸けで戦いたいんだ
「
悪い、虎杖…
「おい、クソ野郎…
____先に逝く。せいぜい頑張れ」
金髪野郎にそう言った直後。一瞬の痛みと共に意識が飛んだ。
目に映ったのは→←亡霊【高専編読まないと理解できないかもです】
1280人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さら(プロフ) - コメント失礼します。1話、1話すごく面白くて、原作とオリジナル要素が上手く合わさってて一気に読んでしまいました!次のお話もすごく楽しみです!応援しています! (8月26日 2時) (レス) @page50 id: 6702fb6123 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - コメント失礼します。お話が凄く面白かったり感動する場面があり一気に読んでしまいました…更新応援してます! (8月15日 0時) (レス) @page50 id: bc106b5b68 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - コメント失礼します。すごく面白くて,一気に読んでしまいました💦この時期,体調に気をつけてください!更新も頑張ってください(^^) (2023年3月18日 21時) (レス) id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
澪桜(プロフ) - 内容が凄く面白く一気に読んでしまいました( ´ࠔ`* )続き楽しみに待っています«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク (2023年1月15日 22時) (レス) @page50 id: 8aa45553d4 (このIDを非表示/違反報告)
ひめ - 毎日の更新、私は凄く楽しく読ませて頂いてますよ!!逆に「なんでそんなに面白いお話が書けるのかな?」と尊敬しています(*^^*)出来れば、更新頑張って欲しいです🙏 (2022年12月27日 7時) (レス) @page25 id: bff9bd16c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2022年12月21日 15時