【呪術廻戦】ハイスペックと最強 (渋谷事変編)

亡霊【高専編読まないと理解できないかもです】 ページ31

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「最後…主人の式神…梟の目が開いてた。
主人は未来でも見たんだろうな


＿＿＿＿＿＿＿＿お前の未来を。」



『…私の…？』



「俺の顔を見てなんて言ったと思う？？？
イヴァン。最後にそう呼んでくれると思ったのに…

最後の最後まで ''A''って…

笑いながら、幸せそうに安からに死んだ。
初めて見たよ。主人が笑ったところ…」




『…』




主人が……？私の名前を…？



なんとも言えない感情で胸がいっぱいになる






「あの瞬間、俺の中の主人のイメージが崩れた。

冷酷非道な暗殺者で終わらせてあげたかったのにお前のせいでそれは叶わなかった。

俺の中の'' 主人''は冷酷非道な暗殺者でなければならない。
俺の憧れだからだ…！！！」



男が大量の蜈蚣(ムカデ)を私に放つ。



『…』

'' ホントに…大きくなったね……''


沖縄の海で…最後。私にそういい微笑んだ主人。



憧れ？そんなものの為に主人を殺したの？

そして私は主人の犠牲の上で成り立っていた幸せに
気づかなかった。



…馬鹿ね、私…






『……主人は人形じゃないのよ』

と、蜈蚣を鎖で処理する。



……私も主人も。ちゃんと人の心があった。






「俺の憧れを潰したお前はここで死ぬんだよ」



『死ねないわ。主人の為にも、皆の為にも…』



死ねない。絶対に…





＿＿＿＿＿＿＿＿


＿＿＿＿＿


伏黒恵side



''帳''を解除した後…


特級呪霊が領域展開してた為、真希さん達を救うべく
俺も領域展開を介して助けようとした。


しかし突如現れた男によって状況は変わる。


禪院家当主は 亡霊と言っていてソイツは俺達が命懸けで戦ってた特級呪霊を瞬殺した。



そして…




【 オマエ、名前は】
【？…伏黒……】
【…禪院じゃねぇのか】


【よかったな】


挙句の果て俺の前で 特級呪具【游雲】を頭に突き刺し自害。




なんだよ、それ…



「…」


宿儺の指の気配もした。


今の渋谷はどうなってんだよ、


「ッ…」




「その出血じゃあ死んじゃうよ、キミ」


亡霊と言われた男が自死した後、
背後から金髪のサイドテール野郎に刺された。



何とか歩いたが限界だったのか、膝から崩れ落ちる。




「…」


瀕死の俺にトドメをささないコイツは悪趣味な奴だな




「あれ、限界？まぁその出血じゃそうなるよね！」


……コイツに殺されるなんて御免だ

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