【呪術廻戦】ハイスペックと最強 (渋谷事変編)

封印 ページ18

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『1番気がかりなのは同時に降りた''術師を入れない帳''です』


「五条先生が現着してからそこそこ時間が経ってる。
なぜこのタイミングなんでしょうか」


恵くんの言う通り。


いつもの彼ならすぐに帰ってくるけど…
今回ばかりは手こずってるようね



「中で何かあったか、
戦略上このタイミングである必要があったのか」


七海はそう言いながら上着を脱いだ。




『確実に言えるのは無策で挑んでくるタイプじゃない呪霊です』


ツギハギといい…かなり頭の冴えてる仲間がいるようね

早いとこ この ''帳''をどうになしないと…




『私と七海で''帳''を降ろしている敵を殺ります。
2人は片っ端から一般人を保護して下さい』


と、言った瞬間だった。



















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「ナ・ナ・ミーン！！！！｣




『悠仁くん…！？』


渋谷に響く悠仁くんの声。大きいですね、よく響き渡ってます






「ナナミンいるーーー！？｣




『呼ばれてますよ、ナナミン』

肘で揶揄うように七海をつつく。


「うるさいですよ」


一刀両断された私だがすぐさま疑問が浮かぶ。


どうして……冥さんと一緒じゃないんですか？



''帳''内だと電波は断たれてる為連絡手段がない

彼らしいやり方だけど…


一体何を伝えたくて＿＿＿＿＿＿＿＿












「五条先生がぁ！！！！







＿＿＿＿＿＿＿＿封印されたんだけどーーー！！！」



















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『……』





……え？







「封印！？」




……そんな訳、

'' 大丈夫、ちゃんと帰ってくるよ ''




『……』


そんな訳ない、






「予定変更です。すぐに虎杖くんと合流します
もし封印が本当なら……



終わりです。この国の人間全て」



歩き出す3人。

でも私の足は動かない、むしろ膝から崩れ落ちそうだ

手が震える。


ダメ、嫌だ…やだ、







「Aさん、」



帰ってくるって約束した



「Aさん…！！！」



すぐに、帰ってくるって…



「しっかりしてください、Aさんッ」



信じない、信じたくない…


嫌だ、嫌だ、…やだ、ッ



















「Aさん！！！！！！」



『めぐ、み…くん……』


肩を捕まれ正気に戻った


「なんて顔してるんですか…ッ」




あぁ、そうだ


私にはやらないといけないことがある、









『…悟くん……悟くんを助けないと…ッ』

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