最強な助っ人 ページ5
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いや、頼る相手を間違えている
そもそもこのテントを出て一旦引けばいいだけの事。
そう思いテントの外へ出ようとしたが、入口に結界のような…
出れない仕組みになっていた。
…完璧に嵌められましたね
まぁいざとなれば右目を使うだけですが…
サーカス内の椅子に腰をかけ、人形を鎖で
蹴散らしながら考えていた。
人形の四肢を鎖で捉えて…真ん中の舞台で踊らせたり…ね
『！！！』
その時、耳に響く衝撃音。破壊されるサーカステント、
鎖で自分を守るようにして
音が鳴りん止んだのを確認し、術式を解いた。
サーカステントは半壊で
砂埃が晴れた そこには＿＿＿＿＿＿＿
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「あれ、泣いてねーじゃん」
『…』
そう言い私の顔を覗き込む五条悟。
そして
「こら、悟。やっぱり中にAがいたじゃないか」
と、夏油さん。
「あ？死んでねぇからいいんだよ
オマエも助かって良かったじゃん」
『そうですね。感謝します』
仁王立ちで見下しながら笑っても、私は何も思いませんよ
「帰りが遅いから心配になって悟と様子を見に来たんだ」
『…そう…ですか』
「ほんっとめんどくせーな」
五条悟を横目に人形の頭を鎖で貫く。
「ま、本体は祓えてないからこれからだよ」
夏油さんの言う通り、
本体をどうにかしない限りどうしようもない
「なら俺本体行ってくるわ。傑はソイツよろしく」
私を指さし、彼は行ってしまった
「ホントに…困ったね」
彼の世話をしている夏油さんを少しだけ尊敬してしまう。
いや、撤回しましょう
だいぶです。
鎖で人形を拘束していると
「ああやって言ってるけど、悟が様子見に行くって
言い出したんだよ」
『え？』
夏油さんの言葉に呆気ない声が出てしまった
それと同時に拘束している人形の腕が伸びた
……あら、そんな技まで隠してたんですね
「A！！！！」
夏油さんの焦る声が聞こえたが、特に避けることもせず
私は攻撃を食らった。
爪先が腹部に刺さったけど…大きさもないですし平気ですね
『……小細工がお好きなようで』
拘束していた人形の首を飛ばし腹部に刺さった爪を引き抜いた
「何して、ッ」
『そんなに焦らなくても平気です。反転術式があるので』
もう傷も塞がってます。
「違う、そうじゃない」
私の元に駆け寄った夏油さん。
何処か怒ってるようだった
……どうして？
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ゆい(プロフ) - 出来れば呪術廻戦0を期待します (2023年1月2日 19時) (
レス) id: da308acd1e (このIDを非表示/違反報告)
Mami(プロフ) - 凄く話が良いです！ (2022年12月20日 0時) (レス) @page42 id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
瑠歌 - 初コメ失礼します！ずっと言いたかったんですけど、お話すごい面白いです！更新がんばってください！ (2022年12月15日 7時) (レス) @page22 id: 4793296ced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2022年12月7日 16時
