帰るのは明日の朝 ページ28
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「時間稼ぎじゃないんですか？理子様を殺められなくても
明日の満月に間に合わないようにとか…」
『それなら交通インフラの整ってない地方を選びます』
「まさか奴ら、空港を占拠する気じゃ…！」
『かもしれません。でも大丈夫…
…そう。私が頼りにしている…人達が…ね？
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
【那覇空港】
「…どう考えても一年に努まる任務じゃない」
「僕は燃えてるよ！！夏油さんにいいとこ見せたいからね！」
「何故Aは護衛の方に？」
「七海もそう寂しがらないでよ！僕がいるじゃないか！
いたいけな少女の為に先輩とAが身を粉にして頑張ってるんだ！！」
「身を粉にして…ね」
「僕達が頑張らないわけにはいかないよ！！」
「台風が来て空港が閉鎖されたら頑張り損でしょう」
「もーーすぐにそういう事ばっか言って〜〜」
＿＿＿＿＿ﾋﾟﾛﾝ
「ん、七海。メール？先輩達からかな？」
「さぁ…なんだっていいですけど…」
灰原が七海の携帯を覗きながらメールを開いた。
送り主は夏油傑だ。
そこには笑って少女と遊んでいるAの写真と
「「……」」
生脚がアップされた写真。
「…あ、あんな風に笑うんだねA！！
足が綺麗！！てかこんなに白いんだ！！！！」
「…任務に戻りますよ、灰原。」
「ソッチは出口だよ七海…」
2人して取り乱したのを、Aは知らない。
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
「いいんでしょうか観光なんて…」
心配する黒井さんに
「言い出したのは悟ですよ。アイツなりに理子ちゃんの事を
考えての事でしょう」
と、傑くんは言った
「でもそろそろ…悟！！時間だよ」
彼の呼び掛けに
「あ、もうそんな時間か」
『…』
見逃さなかった、理子ちゃんが少し悲しそうな顔したのを。
それは私だけじゃなく…
「傑、戻るのは明日の朝にしよう｣
「だが…」
「天気も安定してんだろ。それに…東京より沖縄の方が
…じゅそんちゅ…もう少し真面目に言えないのでしょうか
「
切れた方がいいっしょ」
…確かに彼の考えにも一理ある。でも…
「悟、昨日から術式を解いてないな」
傑くんが悟くんに耳打ちした通りだ
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ゆい(プロフ) - 出来れば呪術廻戦0を期待します (2023年1月2日 19時) (
レス) id: da308acd1e (このIDを非表示/違反報告)
Mami(プロフ) - 凄く話が良いです！ (2022年12月20日 0時) (レス) @page42 id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
瑠歌 - 初コメ失礼します！ずっと言いたかったんですけど、お話すごい面白いです！更新がんばってください！ (2022年12月15日 7時) (レス) @page22 id: 4793296ced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2022年12月7日 16時
