。我慢103 。 ページ16
【あなたside】
「Aさん…！！」
目を開けば 私の視界に入ったのは
心配そうな顔をする炭治郎君達だった。
『っ、』
「ダメですよ、動かないでください！！」
炭治郎くんにそう言われたが
心臓が痛む中。支えてもらいながらも
なんとか体を起き上がらせた
『…』
当たりを見渡せば
禰豆子ちゃん、炭治郎くん、善逸くん、
伊之助くんがいた
「うーっ！」
禰豆子ちゃんが私の手を握る
反対側の手は伊之助くんに握られていた
『…私確か…』
…倒れたんだよね、きっとこの痣のせいで
ふと手の甲の痣を見れば赤く壱になりかけている。
……どんどん進んでる…
それに痣のことバレたんだろうな、
だからそんな顔してるのよね？みんな…
不死川さんたちが知ったらなんて思うか＿＿＿
いや、そもそも不死川さん達の前で倒れてしまった
そう思い
『不死川さんたちはどこに…』
なんて聞いた。
すると
「不死川さんたちは…柱の皆さんは＿＿＿＿
大きな任務とのことで出発しましたよ！」
と、炭治郎くんが答えてくれた
『……』
「柱総員で行ったらしいですから
すぐ帰ってきますよ！待ってましょ、Aさん！」
「紋逸の言う通りだA！！」
『……そっか
.
……ところでね！
私汗かいたから着替えたくて…
少し部屋の外で待っててくれる？』
炭治郎くん達にそういえば
「分かりました！
ほら、行くぞ 善逸、伊之助」
「ぇえ、そんなあ！？俺はここに＿＿＿＿」
「ンなこと言ってねえで行くぞ紋逸！！」
「善逸だからな俺！！？？？？」
伊之助くんにより善逸くんも出ていった。
残ったのは私と禰豆子ちゃん
しかしそんな禰豆子ちゃんもスヤスヤと眠っている
部屋は静寂仕切る中。
炭治郎くんたちの言ったことが頭を駆け巡る
『……』
…大きな任務で柱総員で行った…か
.
『…馬鹿、あんな顔で言われたら…』
何か隠してるのなんてバレバレだよ
悲しそうな、心配そうな顔しながら言うんだもん
分かるよ私
何か隠してるんでしょ？
でもきっと私が聞いてもあなた達は教えてくれない
胸騒ぎも酷い。
私が今こうしてる間にも何かが起こってるはずなの
きっと私の痣が関係しているはず
あなた達は今、どこで何をしているの？
そう思った瞬間
.
「ねえ、面白いもの見ない？」
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○○(プロフ) - 感動しました！今まででとても大好きになれた作品です。ありがとうございます笑 ！ (1月9日 19時) (
レス) @page50 id: 440a20ffd9 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 今まで読んできた占ツクの小説の中で一番感動しました 最高としか言いようがないです 素敵な小説ありがとうございました!!!!!!!!!! (8月14日 23時) (レス) @page47 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
とく(プロフ) - いい話すぎて泣きました😭今更ですが、完結おめでとうございます！！ (7月17日 23時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - こういうお話大好きで、ボロ泣きしながら一気見させてもらいました！目が腫れております（笑）素敵な作品をありがとうございました。 (7月15日 10時) (レス) @page50 id: 47368c5abf (このIDを非表示/違反報告)
猫鈴 - 最初から最後まで読んで泣きまくりました。感動的で素敵な小説をありがとうございます (2022年11月17日 17時) (レス) @page50 id: 49c7725a4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2019年10月19日 10時
