【鬼滅の刃】。我慢 。

。我慢7 。 ページ8

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『しのぶちゃん〜？』



蝶屋敷をうろつくがしのぶちゃんはいなくって、



カナヲちゃんもアオイちゃんもいない。



この屋敷広すぎだよ......




壁をつたい必死に部屋を確認していく





そんな時だった






『あ.....あそこの部屋灯りがついてる』




少し先の部屋には灯りがついていて


光が戸の隙間から漏れていた






よたよたと歩きながら、その部屋の前まで行った





そこには＿＿＿＿＿








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「もう、大人しくしてよ義勇」


「すまない」




『.......』




背中を負傷したのか、上を脱ぎ、


結香さんに手当してもらってる義勇さん







.......やめてよ、




触らないで、お願いだから.......





ねえ、お願い.......





分かってよ、私の気持ち......



分かって、お願いだから......






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『.......』






分かるわけないよね、



人を自分と同じだって思っちゃダメだよね







.......怪我を治療してるだけだよ、大丈夫




治療してるだけ、治療してるだけ。







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そう思わせてるのにさ.......




なんで結香さんは義勇さんに抱きついてるの？





どうして、？ねえ、どうして？




どうして、その手を振り払わないの、義勇さん






分からないよ、たすけてよ、苦しいよ







『っ.......』




見てるのが辛くなってその場を離れた







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おかしいな、





.......怪我より胸の方が痛いよ







大丈夫、大丈夫。





泣いちゃダメだよ

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