。我慢42 。 ページ43
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不死川side
「オイ 聞いてんのかィ」
宇隨に言われた通り、
1番の証拠である子供から話を聞きに来た
だが蝶屋敷にまで来て____
「.......」
1番の手がかりであり、
証拠をもってるはずだろコイツが。
それなのに___
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「不死川さん、この子....話さないんですよ...」
石頭の野郎に言われたことは
今日イチ腹立たせるものだった
「チッ....」
コイツが話さなきゃAの疑いが晴れねェ
どうにかして話さねェのかよ
「テメェの発言で俺の大事な奴が助かんだよ」
子供と同じ目線までかがみ、そういった
すると____
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「お父さん...とお母さんは....どこ」
虚ろな目で
「.......」
口を開けばそんなことを言った。
その表情はAに似ていた
「話してもそれだけしか言わなくて、
もしかしたらこのままかもしれないって
胡蝶さんが言ってました」
石頭の野郎の言ったことは
俺達の探している証拠の手がかりはないという事だ
....この先も....な。
「.......そうかィ」
......Aの言ってた通りなら
コイツは目の前で両親を失ってやがる
ショックのあまり....って感じだなァ
「悪ィな 早く元気になれよ」
それだけ言って子供の頭に手を置けば
少しだけ表情が和らいだ気がした
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「........」
蝶屋敷を出れば再び頭を悩ませた
.....1番の証拠が皆無...
宇髄の方がどうなったかだなァ
とりあえず宇髄のところに行って
帰りにAの屋敷に寄ってみるかィ
....ったくA....どこ行きやがった
3日も会ってねえ....柱合会議の後から1度も
屋敷にはちょくちょく帰ってるようだがなァ
傷も治ってねェのにあの馬鹿....
そう思いながらも向かおうとした瞬間だ
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「.......何の用だ」
背後には気配。
振り返れば_____
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「不死川!!!Aの居場所が分かった!!
来てくれないか!」
「....煉獄....テメェどうして_____」
「うむ!ここ3日探し回っていたらAのような
女性が出没してる街があると聞いてな!!」
「.....」
コイツ....
「今日は任務もある。明日の昼だ」
「承知した!!!」
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雪の花 - あまり、映画や小説で泣かないのに、めちゃくちゃ涙が出てきました。 (2022年1月9日 20時) (レス) id: b66614c381 (このIDを非表示/違反報告)
みみみみみ - すごく悲しくなりました!絶対小説家の才能ありますって! (2021年4月13日 0時) (レス) id: 46b37efe83 (このIDを非表示/違反報告)
あ ず - 涙がケータイにかかってやばい事になりました!どの作品もいいものばかりです。頑張ってください! (2021年1月8日 0時) (レス) id: a154798d09 (このIDを非表示/違反報告)
紬。 - ヤバい…才能がありすぎて…デビューしたら凄い売れるんじゃないですか!とてもいい作品ですね!めっちゃ泣いちゃいました(((泣 (2020年12月16日 19時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
ルミナ - 2001票目失礼します...!面白いです!涙が止まらないです...。応援してます! (2020年10月11日 1時) (レス) id: 95f722ce93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2019年9月20日 21時