【鬼滅の刃】。我慢 。

。我慢31 。 ページ32

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「私、腕まで刀で刺されてッ」



腕には痛々しく包帯が巻いてある結香さん。







.








「A、刺したのかい？」


と、優しく聞かれる




『刺してません、自ら刺さりに来ました』




そう、事実を言っても......





「......自らを傷つけることなど有り得まい」


と、悲鳴嶼さんに言われた。






『.......』





事実を言えば言うほど




どんどん私が何言っても

どうにもならない状況へとなっていく

逆に絡め取られていく。







「結香ちゃんから手柄ほしさに
おこなったと聞きました。最近
手柄をあげれなかった焦りがあったからですか？｣





私は一切の信用がないんだね、しのぶちゃん。






『手柄なんてどうでもいいです、

私はただ＿＿＿＿＿』






「重度な隊律違反ですが
お館様。どうなさるおつもりですか」




時透くんにまで言われてしまった。





『.......』




どの道なにがあろうと私は結香さんを

刺したことになるんだろうな



だって自ら刺さりになんて来るわけないもん



.....どうしようもないんだよ、もう、





そう気づいたら、もう何も思わなくなった






そんな時.....






.







「ねえ、本当にそんなことしたの？」



『時透くん.....』





.....なんでそんな...心配する表情で見るの..




でもね、私が何言ったってもうダメなの








きっと柱もね、





.









.









.









＿＿＿＿＿辞めさせられるんだろうな








そんな中。








.









.









「Aはしばらく謹慎にしよう」


そう、お館様は言った。





『......』



普通なら辞めさせられるんだろうに



なんで.......なんで....








「お館様、ここまでの隊律違反を
しておきながら謹慎ですませるのですか？」



「お館様の考えとはいえ理解し難い！！！」




伊黒さんと煉獄さんがそんなことを言えば＿＿






「Aはそんな子じゃないはずだよ」




『っ......！！』



いつもと変わらない優しい視線で、声で....




『お館様......』




お館様の言葉が心に染みる


.....涙が溢れそうになるが、こらえた。







.







しかし.......





「何故ですかお館様。私も理解し難いです」


「それじゃあ結香ちゃんが可哀想だと....」




私のことをあまりよく思わない人達がいるんです






そうだよね、大事な仲間だもん



内容といい私が最低だもん、





＿＿胸が痛いな

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