【鬼滅の刃】。我慢 。

。我慢3 。 ページ4

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『.......』




鍋を抱えて1人帰り。




あのあと義勇さんに

夜遅いからだめだと引き止められたが、



義勇さんがお風呂に

行ってる間に抜け出してしまった。




大丈夫、ちゃんと置き手紙してきたから






『.......』





この鮭大根どうしようかな




張り切りすぎちゃって、たくさんの量作っちゃった




馬鹿だよね、食べてもらえないのに








『......こんぐらい私だけで大丈夫だよ』





沢山食べよう、そしてもっと身長を伸ばすんだ



結香さんみたいに凛とした女性になるんだ






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無理やり思考を明るくしていた時だった








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「あ？Aじゃねぇか 何してやがる」


「ノロマが夜遅くに出歩くんじゃねえよ」





『....宇髄さん....不死川さん...』




任務の帰りなんだろう、会ってしまった。






ノロマ....不死川さん酷いなあ






『帰る途中でして.....』




「どっか行ってたのか？」




宇髄さんにそう聞かれるが、


今までのことが

フラッシュバックし胸がズキンと、した




.





少し間が空いてから、




『.......少し野暮用で...』


なんて言えば、






「冨岡のところにでもいたのかァ？」




私=冨岡さんなのかな、


再び不死川さんの言葉に胸が跳ね上がった。




なんて答えよう......




いや、そうだよ、



普通に答えればいいんだよ







何も隠すことはないから＿＿＿＿








『冨岡さんのところにいて、その帰りです』




「こんな夜遅くにか？冨岡が引き止めるだろ」



『置き手紙だけして来ました。』



「毎日泊まってただろ？なんでいきなり......」





言えない




『なんと、なくです』





結香さんのことが頭によぎるのが嫌なんて





「任務も最近一緒に行ってるところ見てねえし」




冨岡さんの隣にいたのは私なのに




「寂しくねえのか？」




寂しいよ、寂しくてたまらない




『大丈夫ですよ、私たち恋仲ですし』





宇髄さんの質問攻めに笑顔で言ったつもりだった





それなのに＿＿＿＿＿







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「てめぇ....
いつからそんな下手な笑いするようになった」




不死川さんは遠慮なしで、思ったことを正直に言う







.......私....笑えてなかったのかな





『そんなことしないよ私っ
それより鮭大根作ったの！食べよ！！』





話を変えるように鍋を差し出した

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