【鬼滅の刃】。我慢 。

。我慢16 。 ページ17

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「わあ〜！！綺麗〜！」



そういうのは結香さん。



目の前に広がるガラス細工を見ていた





『.......』





お館様に言われ、本日。


義勇さんと結香さん、煉獄さんと 鬼がよく現れ、

鬼舞辻無惨と思われる人がいる街へきた。




しかし今は日中。




鬼も出てこないため 聞き込みと共に散策をしていた






.....結香さんと行動するなんて思ってもなかったけど


煉獄さんの司令なら仕方ない。






『.......』





別にガラス細工にも興味なく、


ぼーっとしていると＿＿＿＿







「Aちゃんの簪って綺麗よね〜！
誰に貰ったの？？？」


と、私の簪を見る結香さん。





.......あぁ.....





『これは義勇さんが出会った当初にくれました』




宇髄さんに華がないと言われ沈んでいた時に

買ってくれた。





『でもガラスで出来てて脆いので
職務中は外さなきゃなんですけどね、』





すぐ落としたら割れてしまう。

しかしガラスで出来てて


私が氷の呼吸を使うからか

雪の結晶がモチーフにされている。






.......私だけを考えて選んでくれたと思うと

嬉しくってたまらなかったなあ




......なにより、ガラスだからすごく綺麗なの。








『.......』





最近は外さずに付けっぱなしだ



.......なんでだろう






そんなことを思っていると＿＿＿








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「へえ〜.......まあいいわ興味ないし。



....ところで書類の仕事片付けておいてくれます？」




と、私に言った結香さん






ガラス細工をみて目を光らせてた表情とは

全く違う。





......嘘つき。聞いてていい気分しなかったから


仕事を押し付けたでしょ？







「私の仕事全部あなたがやってるけど、
私だって忙しいんだからそこは分かってね」




『.......はい』



忙しいって......



義勇さんのところに行くのが忙しいの？


義勇さんに触れるので忙しいの？



何が...忙しいのよ






なんて思っても私は何も言えない。


きっと私が何か言ったら
結香さんはそれなりの対応をする


義勇さんに何か言いつける？

柱の誰かに言いつける？



信用されて愛されてて尊敬されてるあなたが

私のことを少し悪くいえばみんな落ちる。




.....鬼殺隊を乱したくない



鬼殺隊であり柱の居場所を

なにがあっても守りたいの









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だから私は我慢するの。








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きっと、いつか、報われるって信じてるから

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