目覚めなくなった52日目. ページ5
、
突然現れ、そんなことを言う彼。
そして
「久しぶりだなあ」
、
「また夢樺を連れ去りに…！？」
「下がってください！夢樺さん！！」
不敵に笑う男に、背筋が凍る。
しかしそんな中でもみんな…
「今、相澤先生に連絡を＿＿＿」
「梅雨ちゃん！！八百万さんの電話が
繋がるまで私たちが守るよ！！！」
「ええ、もちろんよ」
「夢樺はもう奪われねえぞ」
「ったりめえだ」
、
「個性発動はやむを得ねえ…
自分の身を守るために使え｣
、
みんな、それぞれにやるべき事を見つけ、
それを達成するためにがんばっている
「っ…こわいっ」
一方、夢樺さんは かっちゃんの後ろに隠れていた。
まあ、治癒個性だから戦闘には不向きだ
それに、かっちゃんの後ろにいれば大丈夫。
、
「轟くんと上鳴くんが後方支援で、
僕と切島くんとかっちゃんが近戦…
……異論は何かある？｣
僕がそういうと、みんな納得した顔だった
、
、
、
…1人除いては。
「テメェ…！！今度こそぶっ潰してやる!!!!｣
前回の合宿のこともあったせいか
かっちゃんの堪忍袋の緒が切れ、
男に攻撃しようとした。
「かっちゃん！！突っ込んでちゃだめだ＿＿＿」
と、僕が言ったが
かっちゃんの耳に届くわけなかった
、
、
、
、
＿＿＿その時だ
、
、
、
「やり合うつもりなんてねえよ」
、
男が言ったのは予想外の発言。
[夢喰い]に初めてあった時を思い出した
「……は？」
あのかっちゃんでさえ、ポカーンとしている。
しかしそんなのはお構い無しで男は話を続ける。
、
「いいものくれてやるよ」
そういうと、ポケットからだし、
僕達に投げられたのはボイスレコーダー。
「…なんだよこれ。」
かっちゃんが手に取れば、
明らかに怪しさは半端じゃない。
、
「聞いてみろよ」
「……」
聞くようにか促されるが、気が進まない僕達。
しかし
、
、
、
「聞こうぜ。」
「分かってるわ!！半分野郎！！！」
轟くんの発言により、
ボイスレコーダーを再生することが決まった
、
、
、
((カチッ
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2018年7月14日 11時
