【鬼滅の刃】吸血鬼になりまして2

＿活かし、磨き、叩きあげろ＿ ページ8

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煉「だが甘いぞ！！」



そういい全ての弾丸を斬った。


いや、斬るまえに溶かした？




あ「っ〜〜」



悔しい。なにが違うの。

ずっとずっと鍛錬してるのに、何が足りないの...





煉「太刀筋はいい！！
呼吸もよく使えるようになった！
だが技の一つ一つがまだ甘い。」


あ「はあっ、はあっ、もう1回....！！！」




刀を握り直し、足に力を入れた。


その瞬間。







、








、









煉「今日はここまでだ！」


と、言われてしまった。




あ「.....え、そんな、私まだやれます..っ」



私が弱かったからもう終わりにしたのかな、



あ「まだまだこれからです！！！！」



煉「君のダメなところは無我夢中になると
冷静になれず、周りが見えなくなったり、
自身の体の状態も気にしなくなる。」




あ「.....そんな、...っあ、」




力が抜けた瞬間に一気に体が重くなり

地面に膝を着いた。




煉「それだと長期戦が戦えない！！

そして今は日が沈んできている！！！」




あ「え....」


辺りを見渡したらもう暗くなる手前だった。



あ「....」





.......本当に私....無我夢中になると

周りが見えてなくって、

自分の状態すらも分かってない。


技もだめだめで、呼吸も完璧に上手く使えない




あ「っ.......」



もっと、もっと鍛錬しなきゃ。足りないんだ。



刀を鞘にしまい、よろけながらも立った




すると＿＿＿＿







煉「胡蝶の屋敷まで送ろう！」



と、私をおんぶする煉獄さん。



きっと私が上手く歩けないのも分かったんだろう




あ「あ、ちょっ、煉獄さん、大丈夫ですよ！？」



柱におんぶしてもらうなんて

あっちゃいけないことだよね！？



昼からずっと付き合ってもらってたし



これ以上は＿＿＿





、






、








煉「君はきっと強くなるさ。

常に強さを求め鍛錬をしている。

知っているさ、
君が夜中もずっと鍛錬を行ってることを」




あ「.......」




煉獄さんの言葉一つ一つが胸にささる。







煉「柱の皆は知っている。

君が血のにじむような鍛錬をしていることを」




あ「....でも強くなれなくって、」




煉「これからだ！！！
明日も今日稽古した所で待っている！」






あ「煉獄さん.....」




煉「氷の呼吸はきっと君にしか使えないはずだ。

君だけの呼吸だ。活かし、磨き、叩きあげろ」




あ「.....はい！」





.......よくこうして

お兄ちゃんにおんぶしてもらってたな

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