【鬼滅の刃】吸血鬼になりまして2

＿本来の力＿ ページ22

炭治郎side




炭「あれが..Aの..本来の力なのか..」



目の前には、上弦の参と戦うA。



けど違う、違うんだ、


あんなの......っ







煉「あのままだと、Aが危ない」





煉獄さんの言う通りで骨が折れても構わず戦い、


血がどれだけ出ても戦うA。








目が赤くなっていて＿＿＿＿






、







その姿はまるで鬼だった。


伊之助は直視していなかった。



それほど恐ろしいものなのだ







、








そしてなにより＿＿＿＿









「このッ！！！女！！！！！」




上弦の参をおしているのだ




氷で足元を固めた上弦の参に刀を突き立て、








あ「.......どう.....守れ......」




何かを呟いている





あ「......また....守れな.....失う....」






「ッ！！！」





鬼が頸を斬ろうとした刀を押し返せばそれを

素手で掴むA。





炭「なっ......！！！」




溢れる血はどんどん地面に広がっていく





炭「A....！」



知性と理性がなくなってる


あのままだと手が斬れる.....！






「お前はなんだ！！！！
鬼と人間の力が感じられる！！！！

完璧な鬼になれば上弦にだっていける！！！｣







そういいAの腹を貫こうとしたが....


その手は捕まれ、凍らされた。





あ「......どうし......私は.....何も.....守れ.....」





Aの周りがどんどん凍っていく





「お前が何も守れない理由は弱いからだ！！！
だから杏寿郎もじきに死ぬ！！！！！」






あ「.....無力.....また.....目の......失う.......」






「弱いやつは奪われるんだよ！！！！！！！」






あ「！！！！」





炭「A！！！！」







Aの手が斬れそうになった瞬間だった









、







煉「もういい、それ以上力を使うな」


煉獄さんが間一髪でAを押さえ込んだ。




.....が、目の前の鬼を殺すことしか頭にないのか、



血だらけの手から刀を離さず

暴れるA。





あ「私が.....みん......守.....」






そんなAに...





煉「A....冷静にといつも言ってるだろう...」


と、あの傷でAを押さえ込み、頭を撫でた。




＿＿＿＿＿＿


＿＿＿


あなたside




、




「＿＿＿！！！＿＿＿！！」






暗い中、声がするんだ



耳をすましたら.....





【お姉ちゃん！！！！】



心配そうに私を見つめる妹。






、








.......どうして泣いてるの..

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