【鬼滅の刃】吸血鬼になりまして2

＿奥義＿ ページ23

.




【起きてよ、お姉ちゃん、】



.....私がみんなを守らなきゃなの




【目を覚まして！！】


....もう誰も失いたくないの



【お姉ちゃんまで死んじゃうよ、ッ】



......泣かないで、私は大丈夫だから






、







【＿＿＿＿A】




.....だれ？




【もうやめろ、止まるんだ】



.........お兄ちゃん..


ごめんなさい、ごめんなさい
あの時何も出来なくて家族を守れなくて





【＿＿＿＿俺に囚われるなA】






.....私が弱かったからみんな死んだの







【鬼舞辻無惨の血によって冷静さを失っている

それ以上力を使うな。本当の鬼になるぞ】






......でも私がやらなきゃみんなが






【鬼舞辻無惨は俺を使ってお前の鎖を引きちぎった

....鬼舞辻無惨の思いどおりになるな】






.......でもお兄ちゃんはきっと私のことを...









【恨んでなんかない 生きててくれて よかった。


みんなを守るために血を流してる。




自慢の妹だ。




人の悲しみに寄り添い刀を振るうことが
どれだけ素晴らしいことか...









それができてる＿＿＿＿＿Aは偉いな】





＿＿＿＿＿＿＿


＿＿＿









あ「.......お兄ちゃん....」




目を開ければ煉獄さんがいて、






お兄ちゃんに撫でられていたはずの私の頭には

煉獄さんの手がのせられていた。





そして





煉「冷静に」




あ「っ.......」




稽古の時にいつも言われる言葉だ




すると






「もうすぐ日が昇る.....！！！」


と、己の足を斬り、私の氷から抜け出した鬼。



立ち上がろうとすればかつてない痛み。



.......意識がない時に何が...


そんなことを思ったがお構い無しに立った。




手もすごく深く斬れており刀を握るので精一杯だ






.......でも、それでも.......！！！




あ「上弦の参！！！！
お前の頸をここで斬るッ！！！！」





刀を鞘にしまい、足を踏み込む。







、








あ「氷の呼吸.....''奥義''..」




煉「！！！」



炭「奥義......」






あ「拾壱ノ型 ｣



呼吸を整え＿＿＿＿＿





あ｢＿＿＿＿ ''氷輪百華葬''｣





そういい刀を鞘から抜けば、


刀が振られた方一面が凍る。

木も地面も全て。





「ッ！！！！この氷は.....！！！」


身体が凍り動けない。



そして＿＿＿＿





炭「木が......」




凍ったところ一面の木が斬れていく。



もちろん




「ッ！！！！」




鬼の体も斬った。

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