キスが呪い？【ONE PIECE】続 (ページ43)

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41、払拭ページ43

ロ「誰が馬鹿だって、、、？」

『？！ロー？！なんでここにいるの？！いやその、それはだってローが』

ロ「帰るぞ、暗くなってきたから冷える」

『帰るってどこによ、、、、私もうここで船を降りなきゃいけないんでしょ！私もう用無しだから、、！』

ロ「いやちが、違う！」

『違わないもん！！だってもう私ローのこと治す能力も何も無』

ロ「違う！！！！」

『!!!』

ローがギュッと私を引き寄せて抱きしめる。

混乱して目が白黒する。

ロ「違う、落ち着け、、、、今日来たのはお前の親父に話をするためだったんだ、、、」

ド「念の為娘を外したが良かったかね」

ロ「いやどっちでも良かった」

ド「なんだ、てっきり男同士の熱い話かと、、、」

ロ「だから妄想癖いい加減にしろ、、、」

ド「すまんすまん！」

ロ「Aを、女として貰っていく」

ド「！」

ロ「それだけだ」

ド「まさか君はわざわざそれを言うためにここに来たのか」

ロ「道理は通す」

ド「もうてっきり自分の娘は海賊にあんなことやこんなことまでされていると覚悟していたのに、、、、、」

ロ「................」

ド「私が決めることでは無いのだがねぇ」

ロ「だから言うだけ言った。」

ド「ははは、良い男だ！」

『？！え、え、じゃあ私ローとまだ居れるの、、？』

ロ「そうだ」

『まだ一緒に居ていいの、、？』

ロ「いて欲しい」

ローの背中に手を恐る恐る回してぎゅっと掴む。

『うぇ、、、私ローのこと好きでいいの........っ？』

ロ「好きでいい」

『すごくすごく好きでいいの........っ？』

ロ「ﾌｯ、、、好きでいい」

『なんで、なんで笑ってるの、、、っ？』

ロ「いや、、、、」

『ねぇ、なんで？なんでなんで』

ロ「、、、うるせェ、可愛いと思っただけだ........」

『言ってよーー！』

ロ「〜〜〜も、もう帰るぞ」

ボフｯと帽子を私の頭に乗せ、顔まで沈めてきて怒るローに、胸がいっぱいいっぱいになり、

『ローーー！！！！』

と叫びながら飛びついてしまう。

『ねぇねぇ私のこと好き？』

ロ「そんなの言わなくても分かるだろ」

『“ ボッカ・デラ・ベリタ ”』

ロ「好きだ........................おい！卑怯だ！」

『うっしし、、、』

ロ「クソ、、、、」