25、媒鳥 ページ27
ロ「こいつをどこにも行かせなければ安全なんだろ?このチビをここに捨てて、Aを守っとけば良いだけの話じゃ無いのか?」
ビ「だからそれではずっと犠牲が増えるだけだろうと言っている!」
ロ「だからってこいつを囮に使う訳にはいかないだろうが!!!」
『ロ、ロー、落ち着いて、私なら大丈夫だよ、、、ローも来てくれるんなら、それに船の他のみんなも一緒に来てくれるんなら私、怖くないよ』
ロ「お前はいつもそうやって、、、なんでいつも危険な方へ向かっていくんだ、、、、」
ローはビンガムに噛みつきそうな勢いで立ち上がったのを、草木が枯れていくようにゆっくりと体を丸めながら椅子に戻す。
『私が他の誰かが今後傷付くのを止められるんなら、私がする!ローも手伝ってくれるんでしょ?』
ロ「........」
帽子で顔が全く見えないローは手を組んで黙ってしまう。
『とにかく、私やりますから!!』
ビ「まず300年前に消滅した島に帰る、方法を知らねばならん。」
ニ「僕ずっと思ってたんデシけどオーク島は消滅した訳ではなく代替わりをしている最中なのデシ」
ビ「ちょっと待ちなさい。それはどういうことだ」
ニ「1本の寿命が終わるとまた1本がどこかに生えるデシ。僕も島のことは住んだことないからよく分からないデシけど今お引越し中ってことは何となく分かるデシ」
ビ「引越しが300年もかかるってことなのか?つまり代替わりの時に人間の女性を連れていかなくてはならないのか?」
ニ「???よく考えたことも無かったデシ、、、1人じゃ帰れないから誰かに連れてって貰わないとって思ったのデシ、、、」
ビ「帰る方向は分かるのかい?」
ニ「何となく分かるデシ!!」
ビ「よし道案内はニュムペーに頼もう。どうせ君たちは海賊なんだろ。私を船に乗せてくれ。私は支度をしてくる、少し待っててくれないか」
ロ「何故わかった」
ビ「君を手配書で見たことがあってね、君はかなり有名人じゃないか」
しばらくすると大量の本を抱えてビンガムさんが帰ってきた。
ビ「すまんな待たせた。では行こうか。」
『あのビンガムさん、、、最初にオーク島のことについて聞いた時どうして怒ったのか聞いても良いですか?』
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白黒パンダ(プロフ) - DAIYA ★さん» ありがとうございます、、、、幸せです、、、、 (2019年3月7日 19時) (レス) id: 02ca566c70 (このIDを非表示/違反報告)
DAIYA ★ - とても面白かったです! (2019年3月7日 16時) (レス) id: ce092e2182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白黒パンダ | 作成日時:2019年2月21日 17時