キスが呪い？【ONE PIECE】続 (ページ11)

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10、知足ページ11

ロ「おいAは、、、、っ」

ア「あら、随分早いお迎えね、王子様？」

ロ「あまり長居はしたくない。Aはどこだ。」

ア「隣の部屋の私のベッドに寝かせてるわ」

ロ「連れて帰る。」

ア「え〜もう帰るの？遊んでいかない？嫌なんて言わないで」

ロ「断る。Aが倒れたから迎えに来てって言ったのはお前だろ。俺の用事はそれだけだ。」

ア「どうせAちゃんもまだ寝てるんだし、私と良いことする時間くらいはあるでしょ？」

ロ「、、、、お前、Aに何した？」

ア「あら、、、一般人に対して覇気を使うなんて物騒な人、、、、私たちが大人の関係だって言ったの。そしたら真っ赤な顔して倒れちゃったのよ。」

ロ「おと、、、っ〜〜、、、、はぁ、、、、変な真似するんじゃねぇ、次Aに接触してきたらバラバラにして土に埋める。覚えとけ」

ア「そんなに怒らなくても良いでしょ？Aちゃん、うぶでからかいがいがあるんだもの」

ロ「とにかく今日で終わりだ。俺達は明日にはこの島を出る。」

ア「あ、待って。その子にこの本を。魔術書よ」

ロ「、、、分かった渡しておく。」

ア「........(必死な顔して迎えに来て、この位のイタズラで覇気使うなんてこの人も相当うぶね)」

ア「あーあ、もうちょっと遊びたかったのに」

目が覚めて自分が今どこにいるという事実を確認し、記憶が蘇って悶えているところにローが部屋に帰ってきた。

ロ「目が覚めたのか。机の上の本、あいつからだ。魔術書だって言ってたぞ」

『えっえっ魔術書、、あっそれはあのえっと趣味だから！趣味で読んでみたいなーってなってだからえっと』

ロ「あいつ魔女だったんだな。お前は魔法使わないのか」

『え、いや、、、』

ロ「何か隠したがってるが、知ってたぞ。お前が魔法使いの子孫だってこと。」

『ふぇっ？！な、なんでどうして？！！』

ロ「ワシ屋が言ってた。あいつはカプリの使い魔でお前の手助けするために長生きする魔法をかけて貰ってたとかなんとか。」

『いつ！どこで！？！私の知らない話が多すぎる！！！！私の両親もパラディも私に何も』

ロ「そんなに大事な話だと思ってなかったんだろ」

『なんでローがそれを知ってるのよ？！知ってること全部話してよ！！』

ロ「........面倒だ」