１０５話 ページ8
貴方「ど、どういうことなの？話が全くつかめない上に、なにを言ってるのか分からないわ」
少女「今はそれでいい。いつかは分かるんだよ。それに、貴方は"それ"を知っても今は絶対に返せないわ。」
貴方「.....？」
少女「そこでね、思ったの。私達、同じなんだって。ずっと返してほしいって思ってた。だけど、もう貴方にあげようと思う。」
貴方「だ、だから.....何の....」
少女「貴方も私と同じ、あの人の被害者なんだから」
貴方「ひ、被害者？た、確かに私はベラトリックスに....」
少女「だから、大切に使ってね」
その少女は目に涙をためた。
少女「私の.....」
やっぱり最後は聞き取れなかった。
〜
貴方「ん.....」
ハーマイオニー「！起きたわ！！ロン！！ハリー！！！」
貴方「ハー...マイオニー.....」
ロン「おはよう、目覚めはどう？」
貴方「まぁまぁって、感じかしら...」
ハリー「ほら、君の好きなお菓子だ。食べなよ」
私はスッと起き上がり、目の前に置いてある大好物の血液味のグミに飛び付いた。
貴方「んんん！最高！」
ロン「お菓子の力ってすごいな。それだけAが子供だってことか？」
貴方「違うわよ！」
四人「「「(笑)」」」
話を聞くと、学校ほぼ全員が私の見舞いに来ててすごい人数だったとのこと。
そして、実は今日自宅帰省の日だと...
貴方「え、だからみんな私服なのね。」
ハーマイオニー「一応、貴方の荷物もまとめてきたわ！」
ベッドの横には私の鞄が置いてあった。
貴方「ありがとう、ハーマイオニー」
ハリー「そういや、ダンブルドアが校長に戻って、アンブリッジは解雇になったよ。僕らの疑いも晴れたし。」
貴方「良かった.....」
朝日がオリバーからもらったネックレスに当たって光っている。
そして、仲間が私の周りで微笑んでる。
嬉しいはずなのに.....
何なんだろう。この気持ち。
着替えて汽車に向かってる最中.....
ハリー「僕思ったんだ。ダンブルドアの話を聞いて。あいつにどれだけ似ているかじゃなくて、違うかってこと。」
貴方「.....」
晴れない心。
黒く霞んで見える世界。
みんなの笑顔。
帰り道は、皆と違う空気で帰っていた。
家についた今、私が会いたくなったのは、オリバー・ウッドではなく
ドラコ・マルフォイ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 92人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うじっしー(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます！ (2020年4月23日 17時) (
レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
ユヅ - 続きが楽しみです！早く読みたくてうずうずしてます！ (2018年5月21日 21時) (レス) id: f853913df0 (このIDを非表示/違反報告)
mii0708(プロフ) - 続き頑張ってください！！めっちゃ楽しみです！オリバーLOVEになりました！！ (2018年5月3日 0時) (レス) id: 2e91a25843 (このIDを非表示/違反報告)
まっ茶(プロフ) - 続きが楽しみです！ウッド...。 (2018年4月30日 17時) (レス) id: ca940381b2 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ大好き - とても面白いです！続きを更新されるのを楽しみに待っています！ (2018年4月14日 22時) (レス) id: f52867736d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うじっしー | 作成日時：2018年2月25日 22時
