１２４話 ページ27
オリバーside
ホグワーツを卒業してからずっとAと文通してたんだけど、最近いっこうに来る気配が無い.....
オリバー「.....」
僕も諦めずずっと送ってるんだけど.....
何かあったのか.....
僕じゃない誰かを見つけてしまったのか.....？
セドリック・ディゴリーやダンブルドア校長が例のあの人に殺されてから.....もしかして.....いや、そんなことあるはずない！
嫌な想像が頭を駆け巡る。
オリバー母「オリバー、最近元気無いわね...どうしたの？」
オリバー「え？あぁ、いや、何でもない.....」
オリバー母「そう.....」
ハリー達に何があったか聞いてみるのもありだが、自分達の事で他の人を巻き込むのも良くない。
もしかすると、普通に忙しいだけなのかもしれないし。
オリバー母「そろそろクィディッチの試合も控えてるんだから、元気出して！」
オリバー「分かってるって...」
心配している母親を横目に、テーブルの上にあった新聞に目を通す。
《ダイアゴン横丁での変死体》
オリバー「変死体？？」
オリバー母「またよ.....昔もね、こんな殺され方の死体が山ほどあったのよ。名前を言っては行けないあの人の仕業だと思うわ。」
記事を読み進めると、
『一目のつかない場所にて変死体発見。全身の血液が抜かれていたが外傷は一切無い。これもヴォルデモート卿復活の証なのか！？』
『以前も同じ事件があったが、犯人は特定できず！今も尚、逃走しているもようです！』
オリバー「そんな....一般の人まで被害に..」
オリバー母「闇の人間達に一般も魔族も関係ないわ。弱いものから殺されていく。純血でない人間は【穢れ】って呼ばれるのよ？」
Aも、友達が【穢れた血】と言われてドラコ・マルフォイに怒っていたな...
オリバー母「今は一人で済んでるけど、でもきっとこれから沢山の犠牲者が出てしまうわ。ヴォルデモート卿の復活によってね。」
オリバー「.....」
ホグワーツも大変なんだ。Aもやつらの干渉で僕の手紙どころじゃない。
勝手な決めつけをして、自分自身の心を落ち着かせた。
オリバー「大丈夫.....Aは忙しいだけだ.....大丈夫.....大丈夫」
オリバー母「.....」
母さんの心配そうな顔が僕を見ていた。
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うじっしー(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます！ (2020年4月23日 17時) (
レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
ユヅ - 続きが楽しみです！早く読みたくてうずうずしてます！ (2018年5月21日 21時) (レス) id: f853913df0 (このIDを非表示/違反報告)
mii0708(プロフ) - 続き頑張ってください！！めっちゃ楽しみです！オリバーLOVEになりました！！ (2018年5月3日 0時) (レス) id: 2e91a25843 (このIDを非表示/違反報告)
まっ茶(プロフ) - 続きが楽しみです！ウッド...。 (2018年4月30日 17時) (レス) id: ca940381b2 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ大好き - とても面白いです！続きを更新されるのを楽しみに待っています！ (2018年4月14日 22時) (レス) id: f52867736d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うじっしー | 作成日時：2018年2月25日 22時
